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日常化するという危機
どうも、たなかです。
昨日は宮城県で
最大震度5強の地震がありました。
物につかまらないと歩くことが困難なほどの揺れです。
被害が大きくなかったことは幸いですが
怪我人が出ているみたいなので、心配です。
余震には引き続き警戒が必要ですね。
地震が起こったとき、そんなぼくは
都内のスターバックスにいました。
震度3の揺れで、思ったより長かったため
ヤバいというアンテナがすぐ働きました。
しかし、満員御礼の店内を見渡すと
従業員を含む全ての人間が日常の状態を平然と過ごしていました。
これが今の現状なのか。
キュッと胸が締め付けられましたが
それを悪だと思えませんでした。
圧倒的な無力感。
首都直下クラスが来たらどうなるんだろう。
災害大国でありながら
自分の身を守るレベルがそれに釣り合っていない。
息を吸うように、歯を磨くように、
日常化する世界は安心安全が基盤。
地震を危機として捉えることができないアンテナ。
「生存本能」は他人の声ではどうにもならない。
揺れがおさまっても続く日常に「安堵」を覚え
どうしようもなく霞んだ世界線がみえた。