約30年ぶりの登山・猫の写真あり


20代の登山経験・教わったこと

大学生の時に登山サークルに所属して夏合宿ではテントを担いで北アルプスを縦走したりしていました。山行計画の立て方、歩き方、食糧計画と炊事、天気図のつけ方、山での水の使い方、テント場でのマナー、小屋泊まりでのマナー、など色々なことを叩き込まれました。燕岳からの槍ヶ岳契約徳沢へ、白根三山、残雪の北八ヶ岳、茅ヶ岳、仙丈ヶ岳など色々な山を登りました。秋の東北の山で霧に巻かれて道を見失いそうになり25000分の1地形図と睨めっこして現在地を確認して無事にパーティ全員が下山したこともあります。

30代の初めに登山から離れた

沢山のことを学び経験した登山ですが、30代初めから終わりまではスキューバダイビング、42歳からはジャズトランペットに取り組んでいたので登山からは30年以上離れていました。

30年ぶりの登山への誘い・西吾妻山へ

6齋歳上の知り合いが深田久弥さんの日本百名山登頂に挑戦していて百座目は西吾妻山にするとのこと。記念登山に誘われて30年ぶり(たぶん32年ぶり)に登山をしました。山形県白布(しらぶ)温泉から徒歩15分程度の湯元駅からロープウェイとリフトを乗り継いで北望台(標高1,820メートル)に行き。そこから西吾妻山(標高2,035メートル)を往復するとの計画。山と高原地図やYAMAPでは往復の歩程約3時間の登山。

30年ぶりの登山は楽しかった

前日から明け方まで雨が降り続けていたので予定より1時間遅れての出発。私以外の参加者は白布温泉で連泊。私は連泊せずに15時前に宿に戻って荷造りして帰京する計画。先頭に立って快調に登山地図による歩程70分くらいを90分かけて梵天岩(標高1,996メートル)の脇に到着。時間の制約から西吾妻山登頂は断念して1人で宿に戻りました。

まずはロープウェイで
リフトを降りてここから歩き始めました

 歩程140分程度、標高差160メートル程度を行動時間180分程度で往復できたので30年ぶりの登山としては上出来でした。一度だけ木道で滑って尻もちをつきましたが足を挫くことも足が動かなくなることもなく膝が笑うこともなく下山し、バスと新幹線を乗り継いで帰宅し、帰宅後は手洗いでの洗濯を1回、洗濯機での洗濯を2回しました。この調子ならふくしま浜街道トレイルやみちのく潮風トレイルを少しずつ歩くことができそうです。怖い夢を見ることもなく熟睡出来たし登山は良いですね。

 白布温泉での宿泊は西屋。並んでいた東屋と中屋が2000年に火事で全焼したため、白布温泉で唯一の茅葺の建物が残っています。温泉も建物も料理もとても良いです。

白布温泉の西屋。ここの滝湯は素晴らしい。
白布温泉に唯一残る茅葺き。百年以上経っているそう。

 2匹の看板猫のうちの「かぐら」さんが体調を崩していたため「おんでん」さんだけ撫でさせてもらいました。

看板猫のおんでんさん。微動だにしませんが頭を撫でると嫌がらず撫でやすいように頭を下げでくれました。
西屋の朝食。

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