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青春なんてくそくらえ。

チョコレートもコーヒーも唐辛子も花粉に悪いそうで、
3つが3つとも大好物の自分としては、
この時期ひどい目に遭う上に相当の我慢を強いられます。

春過ぎて とっとと過ぎろ もう来るな

てな七五調のキーワードが頭に浮かぶ程度には生きづらい。

夏冬休みナシにして花粉休みとっていいよと言われたら、
真剣に海外か北海道あたりへの長期旅行を計画するレベルです。

ところで本日は、所用があって新宿まで。
久々にコーヒーを沢山飲んだ一日でした。
悪いとは知りつつ、うまいもんはうまいし好きなものは好き。

我慢しすぎた先のストレスで余計に体調が悪化するのもわかっているので、抜いていい日は抜くようにしています。そんなこんなで桜の盛りも終わり。
夕刻の居残り勉強みたいにしおしおになった花弁がちょいちょい各所に散見されるところ。
桜の季節が終わると、さしあたってスギ花粉はだいぶ楽になってくるそうです。
日々軽くなっていくアレルギー症状とそれに伴う気分の高揚。
この朽ちかけの花を見て感じる趣きやら諸行無常はそのついでだったりなかったり。

そういえば本日、新宿西口の古いレストランで

「彼は年寄り好きなんだよ」

といわれまして、まぁ肯定です。年寄り、というのは失礼な方々も含めて、年上の友人(と呼ばせていただきますが)が多い自覚はあります。別に枯れ専を自認しているわけではないのですが、
ほどほどの枯れっぷりや老成さを持った人物を愛する自覚はままあります。
(あたし自身がそもそも幼いんだよと言われればまぁたぶんそう)毎年末お世話になる地元の古い友人といい、
名古屋に定住した大学の同期といい、
長く続いている同年代の連中は何故かみんな面倒見がよくてちょっとじじくさい印象があるのは確か。
(いやありがたいとはおもってんだよほんと)

思い出してみると花粉症の発生が小学二年、
ざっと8歳の頃から若葉萌ゆ春というやつを忌み嫌っている。
そこから転じて

「この世の春を謳歌している」
とか
「青春真っ只中」

みたいな人々を見ているといらんやっかみを感じるめんどくさい人種ではあります(関係ねえだろ)。

そんなわけで、僕が年寄りフェチなのとヒネクレモノなのは多分花粉のせいです。
きっとそう。絶対そう。


ひねくれついでに、以下築地を歩いて見たあんまり綺麗でもないもの。

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