【写真】夕刻【袋とじ付】
変な天候の日でした。
朝方はピーカンのお天気だと思ったら、昼ごろから雷鳴が轟き、そのまま土砂降りの雨。
その後、暫くしとしと降り続いたと思ったら、すっかり雨が上がり、葉っぱの水滴も乾いてしまうような陽気。
そして夕刻は曇天が覆い、そのまま日暮れ。
恐る恐る、カメラを抱えて出てみたら、梅雨時とは思えない夏の雲が空に広がっています。
大抵の国内の伝承では、雨や水を司る神様は龍神であるとされていました。
古くは、イザナギがカグツチを斬り殺した時に生まれたクラオカミ、クラミツハの二神が水神、転じて雨の神様。
調べてみると、クラオカミは闇龗神(クラ-オカ-ミ)と記し、龗は龍の古語であるとのこと。
気まぐれに荒れ狂う天候や、雨とともに下る雷のなかに、昔のひとは龍神の姿を見たということなのでしょうか。
ともあれ、神様の気まぐれをやりすごした人間風情の身。
龍神様のごきげんうががいをしつつ、今日もそぞろに散歩などしてきました。湿気が多いものの、まだ夏前の気温。
暑くなるのはもう少し先のようです。
「ご機嫌伺い」
「天の庇」
「然様なら」
「仕切られた空」
「道標」
使用カメラ:Canon EOS 5D(i) / SIGMA 50mm F1.4(旧型)
このところマクロレンズやF値の明るいレンズでぼかしたものばかり撮っていたので、次回はも少ししゃっきりと引いた構図での写真を心がけたいですね。
例によって、フォトアルバム(27枚)のパスを有料エリアに置いておきます。
お気に召したらお買い上げ頂けると嬉しいです。
ここから先は
64字
/
1画像
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?