シルバニアハンドメイドコンテスト制作過程③芝と木 編
森の広場を作るにあたり、木は欠かせないものでした。
木の上に座れること、木陰ができること、ブランコを吊るせること、それらを実現できそうな樹形を思い描きながら木の形を作っていきました。
形が完成したら、次は木の皮作りです。
くしゃくしゃにした薄手の紙に、茶色の絵の具を木の皮風に塗ります。乾いたらそれをちぎり、水で薄めたボンドで貼ります。
次にバランスを見ながら葉をつけていきます。
森の近くのイメージなので葉は多めに。
そして紙粘土で土台を作ります。階段や洞穴、根などを作りました。
(葉が白いのは水で薄めたボンドです。洞穴の中に赤ちゃんが入らなかったので、後で穴を大きくしました。)
乾いたら芝を作ります。まずは緑や茶に着色します。
それが乾いたら芝のように見えるパウダーを2種類つけます。
写真は、1種類目の芝パウダーをつけたところです。バランスを見ながらところとごろ土が見えるように工夫しました。
出来上がったら芝シートを板に貼り、その上にできあがった木を固定し完成です。
その後は小さなキノコやチョウ、カタツムリを配置し、ブランコを吊るすなどしました。
これで完成です。
試しに赤ちゃんを座らせたところ3人座れました。
キノコやピクニックシートは好きなところに移動できるよう固定しませんでした。
お人形と一緒に飾ります。
広場が賑やかになりました!
以上となります。
最後に…
楽しい作業も試行錯誤した作業もありましたが、無事完成しました。ずっと応援してくれていた家族に感謝です。
作っている側で、娘が「これで早く遊びたいな」と言っていました。
思わず手を伸ばしたくなるような、つい「あ!あんなところに…!」と言いたくなるような、そんな遊び心のある景色を作りたかったので娘の素直な反応が嬉しかったです。
本を開けたり閉じたり(色とりどりの本の中から、自分の好みの本を選ぶのも楽しそうですよね。)ブランコを動かしてみたり、お気に入りのお人形を洞穴に隠して遊んでみたり、想像を膨らましてワクワクする作品になっているといいなと思います。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。