「ライティングの哲学」と「文章の書き方」

先日、ライティングの哲学に影響を受けて初noteを書いたわけですが、なんとその記事が著者のお一人、瀬下さんからスキされてしまいました。嬉しさでガクガクブルブル。そういえば、ツイッターでも同じようにつぶやいていたら、ファボしていただきました。とっても良い本をお書きくださって、どうもありがとうございます。なぜかこの場で深く御礼申し上げます。

あの後、辰雄和男著の「文章の書き方」という本を読みました。たくさん文章で実例を挙げながら、気をつけるべき点をトピックごとにわかりやすく挙げていて、面白かったです。(個人的には、福沢諭吉翁のお母様のシラミ取りの話がとても心に残りました…。今のいわゆる「慶應」ブランドとはかけ離れたエピソードです。)この本を3文字に要約すると、「文は心」。この一点をいろいろな角度から書かれているのだと勝手に思いました。

その点で、ライティングの哲学とも通底するものがあると思います。ライティングの哲学は、どちらかというと「書くときの心の動き」とか、その「心の動きがどう文章に現れるか」という点にフォーカスしていて、辰雄の文章の書き方は「生き方が文に現れる有様」とか「そのときの注意点」という点にフォーカスしているのかしら?粋な生き方、そして粋な文章の書き方を追求している感じ。すごーく雑にいうと、そんな印象がありました。でも、ライティングの哲学のほうが、書けない悩みを持つ読者に、もっともっと寄ってきてくれている感じはあるかも。

と、ここまで600文字程度。こんなふうに、思いのままに雑感を書き記すこと自体がとても新鮮な体験。まだまだ実名で公開する勇気はないけど、ここでひっそりと「書くこと」との付き合い方を、自分なりに自由に模索できたらいいなぁと思います。

楽しい!


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