2023 INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!]感想
先日の大阪公演、アリーナツアー最終日でライブ納めをしてきた。
今回のツアーに関しては運よく初日と最終日2公演に参戦できたので、全体的な感想をここで話していきたいと思う。
今回のツアー何よりも言いたいのは、前回よりもINIがメンバーがライブをつくりあげていたということだ。
というのも、ここ2年を振り返ってみると私はこのように感じていた。
2021年のファンミーティングは、「プデュで今まで応援してくれていたファンへ恩返しをする場」「今の自分たちをお披露目する場」。私たちファンは保護者のような感覚で彼らを見守っていた。
2022年のアリーナツアー「BREAK THE CODE」は、「パフォーマンスで魅せる」という気持ちがメンバーから伝わってきてその姿は「プロのアーティスト」そのもの。見守るというよりかは純粋にお客さんとしてライブを楽しむことができた。
そして今年は、よりINI自身がライブを企画する段階でどんどん参加していることがライブを通して実感できたのが良かった。
メンバープロデュースのグッズが増えたり、入場時にメンバーからのメッセージが入った(表は池﨑理人デザイン)ポストカードを配布したり、開演前の会場内のBGMを西洸人が担当したり、藤牧京介が作詞した「YOU IN」を木村柾哉が振り付けしたり。
前回よりもメンバーの意見や想いがライブに反映されている。
また、場数を踏んで慣れというものがあるからか、ライブ中も落ち着いて周りを見れる余裕が出てきたり、積極的に会場を盛り上げていく様子も印象的だった。
MINIのお願いを叶えるコーナーや、声出し解禁ということで掛け声やMINIだけで合唱する部分もあり、よりINIとMINIがコミュニケーションできる、一緒にライブをつくりあげている一体感をも味わうことができた。
今回、予想されていた客降りやトロッコはなかったが、あえて彼らは選ばなかったんじゃないかと。
「俺らはパフォーマンスで圧倒させるぞ!」と言わんばかりのステージ、彼らの止まることのない成長を感じた。
あと、環境面で言うとMINIの中でも即話題になっていた高性能マイクが導入された件。
結局ツアー中に潰れたり復活したりしていたが、音を拾いやすくよりINIの生歌を体感できた。
どんなに彼らが頑張ったとしてもそれに比例して周りの環境を整えてあげないと良いものはつくれない。
最近メディア露出が増えた分どうしても初見のアンチが増えているのでここで言っておく。
テレビで見てINIのこと「下手」とか言ってる奴、ライブ会場で生歌聴きにこい!
やっぱり生歌が一番だ。
個人的にはどんなにビッグになっても毎回やってくれると思っていたINI原点の曲レミフラがここでセトリ落ちしたのは悲しかったけど、これから大きくなっていくには新規ファンの獲得が必要で「INI」として新しい姿をどんどん見せていきたいという覚悟なんだと悟った。
アリーナツアーは一旦完走したわけだが、来年2月には追加公演として京セラドームでの2daysが残っている。
ということで最後にこの話をせずには終われない。
私は有明アリーナでのアリーナツアー初日に参戦し、実際京セラドームでの追加公演の発表を生でINIと同じ場でリアルタイムで聞いていた。
この日、そろそろ追加公演のサプライズ発表でもあるかな、、やるとしたら京セラ?いやドームは早いか?みたいにちょっと考えてはいた。
でも、いざ発表された時、鳥肌が立ったし大号泣せずにはいられなかった。
INIのメンバーがステージの上で大号泣したり崩れ落ちたりしている姿を見て、「本当に良かった、おめでとう」と心から祝福した。
オーディションで一般人だった頃から見てきて一緒に歩んできた中で、「ドーム公演」というメンバーの夢の一つが叶う瞬間に立ち会うことができて一緒に喜ぶことができる。
こんな感覚は初めてで滅多にない貴重な時間をINIとMINIと共有できたことがこの上なく嬉しい。
トレードで粘ってチケット獲得して1人でわざわざ東京まで足を運んだ甲斐があったなあ。
運営がこの瞬間を映像に残してくれていてすぐにTikTokにあげてくれていたのでここに残しておく。何度見ても涙が出てくる、、、。
ドーム公演はアリーナツアー以上に楽しめるものになっているとリーダーが言っていたので、今から楽しみで仕方ない!!!