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面白くもあり切なくもあるINIバレンタイン企画の話。


INIはYouTubeで「INIフォルダ」というコンテンツを定期的に配信している。
その中でも特に人気の企画といえば「バレンタイン企画」。

どれくらい人気かというと、毎年この時期になるとINIのファン=MINIだけでなく他界隈から多くの方が観に来る企画。
再生回数もINIフォルダの中では上位を占めている。

私自身もMINIになってからバレンタイン=「INIフォルダのバレンタイン企画を楽しむ日」と定番化してきている。

そんな企画も4回目。

基本的にはメンバー同士がチョコをあげたい人に渡していくという仲の良いINIならではの企画なんだけど、それがめっちゃ面白くて可愛い。
もちろんヤラセなしで毎年ドラマが生まれるのも人気の理由。

まず軽く振り返ってみる。

第1回(2022年)

バレンタイン企画の原点。
まず、ピンクニットのINIちゃん可愛すぎる最高。

最初にみんなでチョコを手作りしてそれぞれで作ったチョコを渡したい人に渡していく。

ここでは、りひろむ(池﨑理人&髙塚大夢)、佐野牧(佐野雄大&藤牧京介)が両思い。


第2回(2023年)

今度は赤系のふわふわ衣装で可愛い。
今回は用意されたチョコを渡していくスタイル。

ここでは、またまた安定のりひろむ、そしてたけたく(後藤威尊&尾崎匠海)が両思い。

そしてリーダー木村柾哉が2年連続のチョコ0個という結末。



第3回(2024年)

今回はアルバム「MATCH UP」にかけて「MATCH UPカード」を使ってチョコを横取りできる新しい試み。

「ちょっとMATCH UP!」って叫ぶのがじわじわくる。

だんだんとチョコを貰えない人に優しくなってる。

新しいシステムが導入されても大型ケミは強い、安定のりひろむのみが両思い。



第4回(2025年)

そして今回は、両思いにならないとチョコを渡せないシステム。
ペアが4組揃った時点で終了というある意味サバイバル。
(残るメンバーを1人じゃなくて3人にしたのは優しさ)

ふぁんたじー(許豊凡&田島将吾)、佐野牧、りひちよ(池﨑理人&後藤威尊)、キム西(木村柾哉&西洸人)で終了。


こんな感じで毎年、この企画のおかげでバレンタインの時期をINIに楽しませてもらっている。

しかし、この超人気企画に危機が訪れる。

それが「りひろむの不成立」だ。
この件でINI界隈が荒れていた。
それくらいINIきっての大手ケミなのだ。

友達関係の中でもあるような大人数グループの中でも特に仲が良い2人といった感じで見ていたくらいで、私はケミに対してあまりこだわりがない。

しかし今回の件で、「りひろむ」に対して特別愛が強いMINIが結構いることを改めて感じた。

いや確かに、前々からこのケミは特別感があって誰も入れさせない2人の世界みたいなものを感じてはいた。
仲良すぎて腐女子たちが反応してしまうのも無理はない。
BL的な感覚ではないにしても、「りひろむって特別だよね」という認識が多くのMINIにあると思う。

そして、3年連続で両思いだったからこそ余計に衝撃だったのかもしれない。


実際、コンテンツの内容をガチで受け止める意見もあればエンタメ通じないの?とかいう意見もあったり。



人気企画も4回目。
エンタメというのはずっと同じでは飽きられる。

「りひろむ問題」だけではなく、この企画にも限界がきているのかもしれないと感じている。



前編後編で1時間程度、フラれた側へのコメントシーンは本当はあったかもしれないが動画ではほとんどなかった。

確かに、いくらコンテンツとはいえフラれるのは良い気分ではない、フラれる=エンタメとして美味しいという解釈で盛り上げ上手なメンバーもいるけど必ずしも全員がそうではない。

私がここにいたとしても、表では笑ってるけど家に帰ってちょっと落ち込むと思う。


バレンタイン企画には面白さと切なさがある。

必ず誰かはチョコがもらえない状況になってしまう。

それをエンタメとして笑えるか、笑えないかという話。

もし、メンバーが少しでも嫌な気分になるのであれば悲しいしそこまでしてエンタメをつくりあげる必要はないと思う。


でも、INIは忖度しないグループだ。

チョコをもらえない人が出てくる、両思いにならない人が出てくる、それがヤラセなしということだ。

MINIに忖度してしまうとこの企画は面白くなくなる気もする。


エンタメとしては次でりひろむが復縁することで丸く収まるかもしれないし、それぞれがまた新たなメンバーと両思いになってそれが普通になるかもしれない。

個人的には、2026年のバレンタイン企画では今度は理人が大夢にフラれてやり返すのもりひろむらしいなと思ったり。

誰もフラれない悲しまないようなシステムになるかもしれないし。

来年のバレンタインはどうなるかなと今から期待と少しばかりの不安を抱いている。





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