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普通の人間になりたいアイドルオタク


私は生まれてこの方アイドルオタク人生まっしぐらだ。
推しは変われどオタクじゃなかった頃なんて今までなかった。
だから、オタクじゃない人の生活がわからない。

言葉で表現するのは難しいが、Xの世界=オタクの世界を主軸に生きていて、一方で一見普通の人間として現実の世界を生きている感じの生活を送っている。
まあオタクしている世界も現実だからなんとも言えないけど。

おそらく、オタクじゃない人からしたら理解できないだろう。

学生の頃はそれで良かったし楽しかった。

ただ、歳を重ねるごとに、周りの今までオタクまっしぐらだった人たちが普通の人間になっていくし、知らないうちに恋愛してるし結婚してるし子どもいるし。
職場や友達同士の話でも現実的な話題が多くなる。


すると、私だけ進んでないんじゃないか、夢の中にいるんじゃないかとか置いてけぼりになった気分になる。

私だけアイドルに夢見ていて現実から逃げているんじゃないかと。


最近、自分がアイドルオタクじゃなかったら今頃彼氏がいたり結婚しているかもしれないなと思うことがある。

でも、ずっとアイドルが好きで応援するのが生活の一部でなんなら人生で、やめようと思ってやめられるものではない。


そして最近思うのは、私は人付き合い自体向いてないかもしれないということ。

例えば、今まで彼氏や友達に「会いたい」という気持ちが湧いたことがない。

だから、毎日顔を合わせる環境にいないと、会うのが面倒になってしまい疎遠になる。
物理的に離れてしまうと人間関係がリセットされてしまうといった感じだ。

しかも、私はアイドルの現場には超フッ軽で簡単に遠征するのに、人に会うとなると腰が重くなるようだ。

彼氏でも友達でも電話する時間や会う時間が義務のように感じる。
正直、その時間で推しの動画見れるしサバ番見れるし、、、って思ってしまう。

予定は当たり前のようにまずアイドル現場が最優先。
記念日と現場がかぶっていたら、私は迷わず現場をとるタイプ。


、、、ふと、こんな生活を一生続けるのか、続けて大丈夫なのか、最近悩んでいる。


アイドルをリアコ対象で見ていないと思っていたのに、いつ熱愛報道が出るかハラハラしたり、女性アイドルとの絡みにモヤモヤしたり。
こっちが勝手に嫌な気分になって損しているだけ。
推しは自分のものでもないのに知らないうちに独占欲のようなものが芽生えたり。
なんだかずっとこっちが片想いしているような気分。

アイドルオタクは楽しいけど、ネガティブな感情になることも多くて、この趣味では健全な幸せは得られないのではと感じる。


理想は、決まったパートナーがいて愛し愛される状態で、アイドルをちゃんとコンテンツとして応援する。(「オタク」の域からは落ち着く予定)
きっと、心に余裕もできてアイドルの見え方も変わるだろうしアイドルに執着しなくなる。純粋に「応援」できるんじゃないかな。


今の状態がずっと続いていてそれなりに楽しくて、でもずっとこの状態が続いていくことが自分にとって果たして幸せなのだろうかと考える。


アイドルに執着する不健康なアイドルオタクから卒業し、普通の健全な人間になりたい。






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