
PRODUCE 101 JAPAN から5年。
本日、12月11日で「PRODUCE 101 JAPAN」(日プ)ファイナルから5年だ。
実は5年前も水曜日でFNS歌謡祭の裏番組だった。
サバ番、K-POPに出会わせてくれて人生で初めてちゃんとしたオタ活を経験させてくれてアイドルに対する価値観が180度変わったきっかけを与えてくれたのは紛れもなくJO1。
JO1に沼ったのはデビュー当初になるのだが、実はそれ以前に出会っていたのだ。
2019年12月11日、私は今まで全く視聴していなかった日プのファイナルをなぜか録画までして観ていた。
当時、一部の友達がこの話題で持ちきりだったが、私は全く興味がなかった。
しかし、ファイナルは地上波TBS、しかもゴールデンタイムにやっていたため、「これがみんなが言っていた番組か!」と興味本位で全く知らない人たちの順位発表式を観ていた。
当時は、「韓国人みたい」「なんでそんな泣いているの?」と完全に外野の感想。
この日からハマったわけでもなかったが、その後まんまとJO1の深い沼に一気に落ち今までジャニオタまっしぐらだった私の人生が大きく変わったわけだから、この日に日プを何気なく観たのも運命だったのかもしれないなと今では思う。
日プは日本のアイドル業界を変えたと言っても過言ではないくらい画期的な番組だった。
韓国では社会現象になったくらい大人気だった番組だが、日本では前例がなかったしうまくいくとは思われていなかっただろう。
男性アイドルの世界はずっとジャニーズが牛耳っているし、ジャニーズ以外の男性アイドルが売れる保証はどこにもなかった。
そんなよくわからない番組でデビューしてもよくわからない事務所に所属、そんな前例のない日プに夢を持って応募した参加者たちは本当にすごいと思う。
あれから5年。
この番組でデビューしたJO1は今年紅白2年連続出場を果たした。
ようやくだんだんと知名度も上がってきている。
一方で、脱落した練習生たちはさまざまな状況にいる。
一般人に戻って普通の暮らしをしている人もいれば、アルバイトをしながらずっと夢を諦めずにオーディションを受け続けている人もいる。
先日もオーディション番組で久しぶりの顔を見たところだ。
また派生グループとしてデビューした人もいるが、正直吉本興業所属以外のグループはメディア露出も難しく状況は厳しい。
韓国のプデュだと事務所に所属している練習生が大半で、脱落したとしてもその事務所でデビューするという道もあったりする。(この道も過酷だったりするが)
しかし、日本のプデュは事務所無所属が条件でまっさらの一般人も多い。
そのため、オーディション中が番組の出演者だと考える、終わるとまた一般人に戻るだけなのだ。
スカウトなんかもあるが、うまくいく人は一握りに過ぎない。
日プや虹プロあたりから日本でもオーディション番組ブームとなったが、盛り上がりも人気もオーディション中がピークになることも多い。
でもやっぱり、オーディション番組は日本にたくさんいる原石たちが輝ける場所であり、多くの人に知ってもらう活躍の場である重要な役割を担っている。
実際、JO1が誕生して日本の男性アイドル界が変わっていった。
だからこそ、近年の日本のオーディションブームの先駆者である「PRODUCE 101 JAPAN」は日本の芸能界にとって歴史的な番組だと改めて実感している。

改めて、JO1結成5周年おめでとう。
鶴房汐恩くん、お誕生日おめでとう。