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笑って学べる英語学習法:成功と失敗の全記録
こんにちは!初めまして。日本生まれ日本育ち、そして現在はひょんなことからヨーロッパの非英語圏で生活しています。英語学習に関しては、千差万別、絶対のやり方なんてありません。私自身の人体実験の一例として、気軽に読んでいただければと思います。今回は、これまでに試した英語学習方法をS, A, B, Cで評価し、私の体験をもとにご紹介します。さて、どんな評価が出るのでしょうか?
聞く
Netflix with Language Reactor(評価:S)
これは現時点では最高の学習方法です。楽しいから続けられるというのが最大のポイント。Language Reactorと一緒に使うと:
日英両方の字幕が出る
再生スピードを変えられる
気になった表現をワンクリックで記録できる
字幕を書き出して、ChatGPTに入れ、登場人物やあらすじを先に把握できる
覚えたい表現から、Ankiで覚える(後述)などの技も使える
とはいえ、何を見るかが最重要。最初の洗礼として『フレンズ』を見ましたが、あのテイストは私には合いませんでした。最終的に全シリーズを見たのは『The Blacklist』『Suits』『Mentalist』です。
Podcast(評価:A)
自分の知りたいコンテンツを聞けるのは良い点です。しかし、退屈なものを頑張って聞いても続きません。最近ではiPhoneでサブスクリプトも出るようになり、最強の勉強ツールになる予感。
私は海外に住んでいるので、日本のニュースに疎くなるため、NHK WORLD-JAPANをたまに聞いています。楽しく勉強になるAll Ears English、ビジネス関連ではHBR IdeaCastもおすすめです。聞いている間にコーヒーをこぼさないように気をつけてくださいね!
シャドーイング(評価:B)
1年近く真剣に取り組みましたが、具体的な効果を実感できるほどではありませんでした。でも、気づかないだけで案外糧になっているかも?
ちなみに、シャドーイングとかオーバーラッピングとか、違いにはあまり興味がありません。どっちも舌が忙しくなることに変わりはないですからね。
ディクテーション(評価:C)
これも長く続ければ効果はあるのでしょうが、私は続きませんでした。精神的にも体力的にも疲れている時には、どうしても無理です。いや、本当に無理です。
話す
ChatGPT英会話 with My GPTs(評価:S)
これは現時点での最高の方法です。My GPTsで、質問→回答→関連表現とサマリの出力→次の質問という流れにしています。この関連表現とサマリを、別のGPTsを自作して教材にまとめてもらい、復習しやすくしています。もうこれ、未来の英語教師かも?
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ひとり言英語(評価:C)
効果は抜群だとは聞きますが、続きませんでした。いつも同じ話ばかりになってしまうし、鏡の前で自分と話すのも変な感じです。コロナ禍の時にはマイクを買ってマスクの下にセットし、ぶつぶつ言って録音し、文字起こしして見返していましたが、そんな面倒なセッティングを続けるのは無理でした。
ただいろいろ試行錯誤した結果、前述のChatGPT英会話に落ち着きました。
オンライン英会話(評価:A)
これは良い方法ですが、コミュ障気味の自分には開始するまでのハードルが高く、続かない時がありました。
数年前にBizmatesをやっていましたが、予約をする段階で「この時間に英会話をしないと」というプレッシャーがハードルに。
ネイティブキャンプは予約なしでいつでも始められるので、長く続きました。本当に始めるのが大変な時には、10分だけ話すこともありました。短時間ならなんとかなるもんです。
発音の個別レッスン with 日本人で発音を極めた人(評価:S)
正直、Sにするか悩みました。というのも、個別レッスンは大体高い。でも、費用対効果を考えると十分すぎるほどの効果があるのでS評価です。
「日本人」というのがミソで、日本人がどこに苦労するかを知っていて、それを乗り越えているので、指導に納得感があります。私はジングルズに通いましたが、高かったですが効果は絶大でした。
発音の個別レッスン with ネイティブ(評価:C)
最初はネイティブの発音ならネイティブが良いと思いましたが、ネイティブは日本人がなぜ正しい発音ができないのか理解できません。「唇をこうして、舌をこうして」と言われても、全然うまくいきません。
ELSA Speak(評価:B)
便利で面白いアプリですが、間違ったことがわかっても、どう改善すればよいのかわからず、フラストレーションが溜まりました。結局続きませんでした。
読む
オーディブル読書(評価:S)
これは現時点で最高の方法です。オーディブルを聞きながら文章を追うことで、読書スピードが固定され、トレーニングになります。ふつうに読むと、返り読みをして120 wpmくらいになりますが、強制的に160 wpmに固定して読めます。そしてそれでも案外理解できるものです。
数年前にHarry Potterを全巻これで読破した時には、自信がつきました。魔法使いにもなれそうな気がしましたよ。
絵本(評価:C)
「絵本から始めると良い」「幼児が読む絵本でも日本人は読めない」とは理解しますが、`私にとって絵本を読むのは苦痛でした。もちろん面白い絵本なら良いのですが、興味がない本を精神修養のように読むのは違うと感じました。
大人になって絵本を読むのは、抵抗を持つ人も少なくないはず。そういうことを以前つぶやいたら「そんなことではダメです」と言われて、辟易したのを覚えています。
書く
日記(評価:B)
あまり続きませんでした。そもそも日記を取る習慣がない中で続けるのは難しいです。フィードバックがない中で続けるのは無意味に感じましたが、現在はChatGPTでフィードバックをもらえるので、もう少し続けられるかもしれません。
その他
コーチングサービス(評価:A)
一度体験するのは良いと思います。空手の型を学ぶのと同じで、英語を勉強する型を学ぶことができます。1クール(3ヶ月)終えた後は、自分なりに時間を作り、困った時にどのように勉強方法を変えればよいのかがわかるようになりました。
ただし、受講者側にも一定の理解が必要です。これを受ければ自動的に英語力が上がるわけではありません。サービスの質は玉石混交なので、相性の良いパートナーを見つけることが重要です。
Anki(評価:S)
これは最高の学習ツールです。Harry Potterに出てきた分からない単語をすべてAnkiに入れたおかげで、受容語彙数が18,000語くらいになりました。
Harry Potterには、英検一級単語もたくさん出るので勉強になりますが、それでも「人生で絶対使わないだろうなぁ」という単語もあるので、一般的なボキャビルには向いていないかもしれません。
ちなみに語彙数を測定するテストは面白いです。例えば、Preplyを使ってみるのも良いでしょう。
以上が私の体験をもとにした英語学習方法の評価です。皆さんもぜひ、自分に合った方法を見つけて楽しく学習してくださいね!