ひとり旅③@出雲松江
出雲
3日目は稲佐の浜へ行き、砂を採取して交換に出雲大社へ。
そして松江市に移動して松江城と宍道湖の夕日を見るというハードモード。
砂が白っぽくて、空気も清々しくて最高でした。ビニール手袋とジップロックを家から用意して行きました。ひとり旅とみられる人が男女ともに多くて、心強かったです(笑)
最初は他の縄がかかっている建物のところが出雲大社かと勘違い。
境内は拝む所がたくさんあり、小銭をあまり用意していなかった私は100円ばかり投入して拝みました。中には千円札を入れているお姉さんがいて、上には上がいると実感。独特の拝礼方法も全て正しくやれたかは分かりません(笑)
初めて神社で絵馬を書き、今後の良縁をお願いしてきました。
少し早めのお昼は出雲そばを頂きました。舞茸の天ぷらが美味しかったです。食べ方は無視していたため自己流となってしまいました。
松江
中には入らず、塩見縄手とお堀の周りをぶらり。岡山城と比べると高さがある感じがしました。武家屋敷も時間があれば行きたかった。レイクラインというバスに乗って宍道湖へ。
湖の周りを高校の陸上部の子たちがランニングしていて、良い青春だなと思いました。こんなに夕日を長く見ていたのは人生初でした。写真で後から見て美しい。
でもこの夕日を見ているときにそんなに感動していたかどうかはもう記憶にないです。この夕日を見るために、京都のホテルを当日予約しました。まだこの時点では、そのホテルが想像を絶する所だとは知らなかった。
帰りの特急やくもで考えたこと
京都へ向かう道中の特急やくもは、酔い止めを飲んでいて平気でした。
帰りもは行きよりかは景色を楽しめましたが、今度乗るとしたら、昼間の景色を楽しんで、夕暮れ前には電車を降りたいです。
この列車で、車椅子のお婆さんと、その娘?夫婦が近くに座っていました。この3人、出雲大社で多分見かけてました。
小山の上に社があって、娘夫婦が拝みに行っている間、その車椅子のお婆さんは、下で待っていました。
やくもに乗車して間も無く、
お婆さんが「トイレに行きたい。」というと、
娘が「なんでもっと早く行かなかったの。もう電車動いて危ないじゃない。」
と少しヒステリックに怒り気味。
トイレの場所を親切に私が教えてあげようとしたら、娘さんはムッとしている感じの返答。このひとり旅話しかけられたことがあったから、ちょっと調子に乗っていた。スルーしてればよかったと後悔。
私には相手も、子供もいないが、もし将来家庭を持ち、子供ができた場合、自分の子供に介護されるのは嫌だと思う。
普段の日常生活で動作の遅い老人達や、すごくがめつい人々を見ていると、そうなるまでに死にたいといつも思う。逆に、今シニア世代である人は、自分の若い時そのように思っていたのか知りたい。
じゃあ自分の祖父母に聞けよと思うかもしれないが、存命の祖母たちには聞く勇気がない。
いつまで生きるか分からないよりも、最初から60年とか決まっていたら、計画的に楽しめそうなのにとも思う。自分の人生に満足したら、安楽死できる世界になってほしい。
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