家にこだわりのない夫婦が家を建てる
そろそろマイホームを
家を建てることに決めた。
いま住んでいるのは3LDKの賃貸マンション。家族3人で暮らすには十分だ。
しかし、やはり不満も大きい。古い浴室は排水溝掃除に小一時間かかるし、キッチンは収納が少なく、たびたび雪崩が起こる(これは何十パックもあるチキンコンソメのせいかもしれない)。日々、小さなストレスを感じてしまう。
加えて、隣室、階下への音漏れも深刻だ。2歳の娘は昼夜関係なくアンパンマン消防車をハイスピードで乗り回すし、「びょんびょん!」とか言いながらジャンプを繰り返す。どこで覚えたんだ。やめてくれ。
そんなこんなで「そろそろ、マイホームを」との思いが強くなった。
しかし当初、妻の反応は冷ややかだった。
23区生まれ23区育ちの妻は、一軒家で暮らしたことがなかった。
だから「マンションの方がいい」「隣人トラブルに巻き込まれたくない」「虫が出たらどうするんだ」「虫が出たらどうするんだ!」「虫が…!」とマイホームには消極的だった。というかほぼ虫の話だった。
でも最終的には「どっちでもいいから、パパが決めて」と消極的賛意を寄せてくれた。
一条工務店に決めた理由
家づくりをする上で、夫婦でなんとなくまとめた意見は次の通りだ。
・外観や内装にはこだわらない。シンプルでいい。
・暑くなく、寒くない家がいい。
・コスパのいい家がいい。
・長く住める家がいい。
・虫が出ない家がいい(1票)。
これらの条件にほぼ当てはまったのが一条工務店のi-smile(アイスマイル)だった。
虫は出るかもしれない。
住友林業をはじめ、おしゃれでかっこいい家は確かに魅力的だった。
ただ、とにかく坪単価が高い。
\オカネナクナッチャウヨ!/
また、地域の工務店にも、住林と似たようなデザインで低価格の家がちらほらあったのだが、断熱性能や保証などに一抹の不安があるので、ひとまず選択肢から消した。
建売住宅・中古住宅でもよかったのだが、住みたい地域・住宅性能・価格帯の全てをクリアするものがなかった。
一条の売りは何といっても性能とコスパ。
高気密・高断熱+全室床暖房が標準装備でつくのだ。
思えば、実家暮らしの時、冬のわが家は極寒だった。
ストーブやファンヒーターの前から地蔵のごとく動かない者や、ホットカーペットに張り付き、通行人に踏んづけられる者、着込みすぎて元の体形がわからなくなる者など、皆がありとあらゆる手段で暖を取っていた。
特に寒がりだった母は「リフォームして床暖房を入れたい」といつも言っていた。
先日、一条で建てると妹に伝えたら、「床暖房はわが家の悲願だからね…」と一言。
母さん、俺やったよ!
先日、出してもらった見積もりは、延床面積33坪強、諸費用・付帯工事費込み、土地代抜きでおよそ2,600万円。これには太陽光と蓄電池システムも入っている。だいたい想定通りだ。営業担当いわく、現在はもう少し坪単価が上がっているとのこと。早めに仮契約して良かった。
ここまでの経過
ここまでの経過をまとめておく。
【2021年】
〈10月〉ネットで情報収集。セキスイハイム、住友林業、一条工務店に資料請求。担当者からアプローチあり。
【2022年】
〈5月〉展示場見学を予約→見学。
〈6月〉モデルハウス、i-palette(建売)見学。i-smileのタブレットを借りて間取り検索開始。
〈7月〉「住まいの見学会」参加。後日、見積もりなど説明を受け、仮契約。同時に土地を探し始める。
〈8月〉営業担当と一緒に土地探し。
〈10月〉購入土地を決める。ローンなどの手続きを開始。
【2023年】
〈1月〉土地決済。仕様などの打ち合わせ開始。
〈3月〉最終打ち合わせ。仕様確認。←今ここ!
気付けば1年以上経過していた。
計画的でテキパキした人なら、もっと早くできたと思う。
さて、家にこだわりのない夫婦が家を建てるとどうなるのか?
またどこかのタイミングで進捗をお伝えできたらと思う。
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