Meta広告でクリック率の高い広告クリエイティブの作り方。
<前提>
Meta広告はクリック率が高くないと、表示されなくなる。まずはクリック率を高めることが第一優先事項です。
そのためには以下の要素が重要。
①メインコピーの視認性
広告を読みにくる人はいません。ぼんやり見ててもメインコピーが目に入ることが最優先。背景色と文字色のコントラスト、文字サイズ、フォントの種類などを工夫して、いかに目に止まるかを考えること。
②メインコピーが長すぎないこと
人が一瞬で知覚できる文字数は13文字と言われており、Yahooニュースの見出しやLINEニュースの見出しは大体13文字以内になっています。とはいえ体感ですが、表現の仕方で工夫したり、言葉にインパクトがあれば20文字くらいはいけます。
③メインコピーのインパクト
誰がペルソナか?によって強い言葉は異なります。ただ、どんな人をペルソナにしても強い言葉というのはあります。行動経済学の理論でプロスペクト理論というものがありますが、人は得をすることを好むよりも損をすることを特に嫌います。1万円拾うことの喜びよりも1万円失くすことの方が金額は同じでもより悲しみが大きいです。そのためリスクを煽ったり、ネガティブ寄りなコピーの方が反応は高くなりやすいです。
※やりすぎ注意。あくまで一例です。
④メインコピーに具体性があること
抽象度が高く、誰にでも言えるようなことの反応率は下がります。例えば「高校生へ」と言うよりも、「開成高校の学生へ」という方が反応されます。
上記4つです。つまりメインコピーが命です。
メインコピーに反応されなかったら、その他に何が書いてあっても読まれることはないからです。
画像も、デザインも、レイアウトも、全てメインコピーを読みやすく、メインコピーのインパクトをどう出すか?を中心に考えることをオススメします。
また、メインコピーの中でも特に強調したい文言は何か?を考えることもオススメです。全ての文字を同じフォント、同じサイズで作らなければならないというルールはありません。
↓は拾ってきた広告ですが、こんな感じで1行の中の文字サイズやフォントを変更するイメージです。
以上です。
帯を入れたり、画像選定に時間をかけたり、カラーリングに凝ったりする前に、まずはメインコピーを考え抜いて、それをどうやって立たせるか?を考えることをオススメします。
※今日はマーケスクールの授業だったのですが、そこで説明したことをやや体系化して補足として記載しています。
※現在マーケスクールでの題材は無形商材、サービス業です。それが前提のお話です。
※メインコピーではなく、デザインや画像との組み合わせでクリック率を高める方法もありますが、複雑なので単純化しています。
※クリック率を高めることだけが重要ではありませんが、まずはそこからと考えています。