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ノクターンブギ🌙祝1周年🌸


世界的なパンデミックが起こり、今までの当たり前が当たり前でなくなった世の中。
自分や周りの健康をどう守ったらいいかわからない不安にかられつつ、仕事の上でキャリアアップしたり環境が大きく変わり、疲弊したタイミングでであったのが、完全リモート、ワンオペ制作アニメのノクターンブギでした。


行きたいイベントも軒並み中止だし、その頃はアニメの制作も少しずつ遅れていたりするものもあったりという時期でしたが、とある声優さんのことを調べているときにみつけ、「リモートアニメ?」と最初本当になんのこっちゃとなりました。
蓋を開けてみると、名前を聞いたことある面々。
えー!この人もでてるー!なんて興味本位で見始めたのがきっかけで、今は毎回の更新がとても楽しみになりました。


まず第一に、作品の世界観やキャラクターが好き。
5人のモンスターと1人の人間、しかもダークハンターが一緒にシェアハウスをするっていう設定から「情報量がシンプルだけど多い」なんて矛盾したことを思いましたし、シリアスか…?それともほのぼのか…?とみる前は思っていたんですが、蓋をあけたらギャグだしシリアスだしほのぼのだし、ウルトラ全部乗せ海鮮丼みたいなノリのアニメでした。
シェアハウスっていう響きがもうおしゃれだな〜って感じるし、実際にカメラワークとかもおしゃれだな〜って感じがするんですが、ボケとツッコミのバランスが絶妙すぎて本当にテンポがよくサクサク見れて気づいたら全話見てる。
6人とも大好きなんですが、私は特に女子組が外で女子会する回でガツンと落ちたので本当に女の子3人が好きで、魔理ちゃんたまちゃんの発言にルイルイがずっとつっこんでるあのテンポのよさと空気感が本当に好きです、いやほんとたまらないな。
(最近のすれ違いコントの魔理ちゃんたまちゃんのすれ違いも可愛すぎてずっと笑ってました)
あとキャラが濃い、本当に濃い、作中のボケとツッコミももちろんだけど、こちらサイドが「イヤイヤ!」ってツッコみたくなる時もあるので、話数によっては全員ボケか…?って錯覚に陥った時もありました。
かと思えば、怒涛の展開からのハラハラ度合いに毎回震えが止まりませんでしたし、一周目(なんて言ったらいいか分からないからこう言わせてほしい)のラストの方は、最初の頃のほのぼの返して…って毎回呟いてました。

(今は逆にほのぼのしすぎているのに震えているけど)



二つ目に演出や演技が神がかってる。
監督も仰っていましたが、本当に自然と演技されるキャストさんが多くて、もちろん二次元のキャラクターなんですが、普通に側を歩いた人の会話を聞いたかな?ぐらいの自然な感じを受けます。
キャラクターとつくものは、やはりどこか「キャラクター」という感覚を受けやすいんですが、ノクターンブギの登場人物は本当に「自然」(語彙力)
またそこに合わせた演出が本当に細かいしおしゃれだと思っています。
先ほども述べましたがカメラワーク細かいな〜って感じる箇所が多くて、え、ここでまたカット切り替わるの?といろいろなキャラクターの角度や表情が拝見できるなあと思っていました。
と、思っていたんですが、最近技のエフェクトやら、モーションの動きが増えたり、そもそもモデルのデザインが変わったり、セリフを話す際に通常のアニメーションのように顔のパーツに動きがついたり、回が更新される毎にどんどん技術が更新され目まぐるしく成長されていくコンテンツだと日々日々感じているとともに、ワンオペされている監督がどうかよく眠れますように…と祈りを捧げている次第です。



最後に、制作陣やファンの距離感がかなり近いこと、そしてその空気感がとてもあたたかいものなこと。
私の中でノクターンブギというコンテンツにハマる際ここがすごく大きかったなと感じています。
そもそも自分の中で、エンタメコンテンツはリアルタイムで作り手と受け手が時間を共有することで一緒に何かをつくるものもありますが、それはライブとか舞台などリアルタイムなものが主であって、基本的には作り手の方々が世に出してくださったものを、此方が受け取り楽しませていただいている、という認識がとても強かったです。(めちゃくちゃ受動な書き方してしまうけど)
勿論ファンの要望や声も反映されますが、ノクターンブギの強さは、リアルタイムのライブのようなものがずっと続いていること。
これが本当に凄いなと思いました、というかそもそもファンと制作陣が一緒に作り上げる、みたいな空気感がとても好きなので、ずっとその空気に浸れるノクターンブギ、どっかの秘湯とかより心身に効いてる…と感じています。
そして何より関わる人全てが愛情深い。
作品への感想とかもそうですし、配信時のコメントなどでも感じるんですけど、濃い繋がりとかはなくてもお互いにお互いのこと知ってて、そして誰か嬉しいことがあったら祝福できるし、頑張れって声かけれるし、面白いものを一緒に面白いって共有できることがコンテンツ全体でできてるのが本当に素晴らしい空気感だなと思っています。
この辺りを毎回お話が更新されたり、配信やスペースがあった際に友人達に話すと「そんなふうに関わる人たちが近いコンテンツなかなかないよ」ってよく褒めてもらえるのでとてもまるって感じです。



いろいろ書きましたが、本当日々仕事やプライベートで疲れても、このコンテンツのあたたかい空気に触れる度に癒されて、明日からも頑張ろう〜って本当に思わせていただきます。
これも制作されている森田と純平監督のお人柄だし、そこに人が集まってるんだろうな、私も集まらせていただいているんだな、といつもほっこりしています。
最新話、BGMの入りと語り部さんのナレーションで本当に「さ、最終回じゃないよね?」と震えつつ、目頭が熱くなる想いをしましたが、2年目を迎える節目にこうしてこのコンテンツに触れることができたことに本当に幸せを感じております。



これからも制作陣の皆様、ファンの皆様、なによりノクターンブギの益々のご発展、ご活躍をお祈り申し上げるとともに、これからも1ファンとして作品を楽しませていただきます!


2021.07.10

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