【全くその必然性のない我が家の息子が、寮制中学に入った話】13『それではみなさん、次回、入学式でお会いしましょう!』
バンビ学園では毎年、秋の連休のどこかで「入寮体験会」を行っているようで、その年も10月の連休に開催された。
今回は男同士で行ってもらうことにして、私は後から話を聞くことにしたのだけど、、、
って、でも気になって(笑)
途中で夫のLINEにどーでもいいようなバンビ学園の地元ネタを送信してちょっかいだしていたら
>今、参加してる保護者で座談会しているんだけど、寮を見学した日に部屋の中で声をかけた一年生の親御さんが下の子どもさん連れて参加してるみたいなんだけど、、、
珍しく夫からメッセージが。あの日、ほとんど誰も寮に居なかったんだけど、ぽつんと荷造りの仕上げをしている中学生とちょっとだけ話したのを思い出した。
>それネタにして声かけて知り合いになってよ。
>了解。
女姉妹に囲まれているせいか、夫、こんな時は結構サラリと初対面の女性ともうまく話したりするのは知っていたのだが、あらたな情報でも得てくれればなと思っていたら夫、そのお母さんのLINEのIDまでゲットしてきた。上出来。
早速会ったこともないのにバンビ学園体験会のグループを作り、LINE上でご挨拶をした。その後首都圏の説明会を上のお子さんの保護者としてお手伝いされていたので実際にお会いすることもできたし、、、実は今、息子同士はルームメイトでベッドサイドで2人でポテチパーティーをするほどの仲良しだ。
帰宅後、夫が言うにはその「参加している保護者の座談会」で参加している人のことが色々分かっておもしろかったらしい。
突然6年生の夏休み明けに「私立に行きたい」と子供が言い出して困っている。今まで塾に行ったこともないのにどうすればいいかわからない。というご夫妻とか。
僕はここの通学生出身なのですが、妻に学校の時の話ししたら、息子は絶対この学校に、しかも寮にいれなきゃダメだと言うものですから、、、参加してます。とか。
まぁそもそも普通、学校見学行ってこちらの身の上話しないよね?
そして、今回の極めつけは息子が教えてくれた。
「ねぇママ、朝、体験会が終了する時、先生がこう言うんだよ『それではみなさん、次回、入学式でお会いしましょう!』」
本当になんかもうここは異世界だよ。
そんなこんなでバンビ学園との1年目は終了したのだった。
結局、校長先生にはたどり着けなかったけど、、、笑
お付き合い2年目はまぁ、、、また色々ありますよ(笑)
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