【愚息が申しますに】17『先生の『激おこ』スキル』

一体、先生、なに言ったんだろうか？

まぁ始まって早々、ある子ががあんまり皆んなに向かって酷い口きくから、見かねた先生が別室に呼び出して注意したら（『なんて』というか、『どうやって』と言うか、、、）その子、ひぃぃぃぃって泣きながら帰ってきて（（笑）怒られて泣く中学生ちょっと可愛い）その後、ピタっと暴言がなくなったと息子が言っていたけど。

男子校の先生として採用されたってことはきっと、あのぽわ〜んとした風貌からは窺い知れない、なにか『激おこ』スキルを持っているんだろうな。

なので電話を切ったあと、息子に聞いてみた。

「『じゃあお前、一体何が出来るんだよ？』って話になったワケよ」

ちょっと、コレだけでは良く分からないんですけど〜。もう少し聞き取ってみるに、以下のような事らしい。

出しゃいいんだろ的に課題を提出していたら当然、先生に見抜かれ。寮の勉強指導当番で先生が来た時に、その話になったらしく、、、

「オレの行ってた中学なんて、勉強出来るとかスポーツ出来るとか何かできないと、『あ、お前は何も出来ないんだな』って先生からも友達からも相手にされなくなって終わってたよ。で、提出課題もいい加減な今のお前は何ができるワケよ？」

まぁ息子には色々『仕込んである』ので広い意味では色々『芸』はあるので、これには私的には異論もあるワケだけど。

こう言われて息子、恐らくまずは、先生の中学時代に思いを馳せて、悲しくなり（笑）次に手抜きしていたことは自分でも分かっていたので、痛いところ突かれて『反省モード』になりつつも『なんだよそれ、オレに関係ねぇし。でもまた何かあって、言われるの悔しいから早くちゃんとやって先生黙らせよう』という流れだったようだ。

ある意味先生の『作戦勝ち』なんだけど（笑）

この作戦が思いの外、息子には響いてしまったようで、この後から『次回は絶対失敗出来ない』というプレッシャーで体調不良を起こし続けていたようなのだ。

打たれ弱いのは、去年のコンクールの時から知っていたけど。まさかバンビ学園でそれを披露することになるとは！

にしても、先生の『激おこスキル』は結構『理詰め』であることが分かったのでした。怒鳴るとかではないらしい。（今時そんなのないかw）