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【愚息が申しますに】19『キター٩( ᐛ )و』

週の途中でいきなり息子が帰宅してきた。
どうやらルームメイトと揉めたらしい。

恐らく原因は息子が『24時間いい人ヅラ』をする事の限界に達したってことだろう。いわゆる『自爆』ってヤツ?

息子は昔から外では本当に『いい人』をやってしまうので、親的には早い段階でその限界を知って欲しかった。
なので今回の件は『待ってました!』って感じ(笑)

で、その「もぉぉぉぉイヤ!」を、体調悪いと言えば『隔離部屋』へ避難出来て、相手と離れられるからと「先生、具合悪いです」と言ったようだった。

が、そこはバンビ学園寮。

そんなの先生お見通しで、その日は『隔離部屋』から「体調良くなったらオンライン授業受けな〜」と、サラリと本人の要求を受け入れておいて、、、(もちろん、体調悪いわけではないから朝から晩までオンラインで出席していた)

そして放課後、担任のY先生とハウスマスターのA先生の2人が息子の話をじっくり聞いてくれた模様。息子曰く「揉めた件以外にも『寮のここが不満』だとか『どーでもいいグチ』とかまで先生と話した」と。

2人の先生に話しをじっくり聞いてもらい、息子はかなり気分が楽になったようだった。が、それでも話し合いの結果

「だったら一度家に帰って気持ちリセットしてきたらいいんじゃない?でも、ここで今回の事をしっかり受け止めて乗り越えないと、いつまで経っても変わらないし、また同じことの繰り返しだよ?」

と言う優しいんだか、怖いんだか良く分からないアドバイスをもらい、新幹線の駅までY先生に送ってもらって(途中のコンビニで「新幹線の中で食べろ」って、おにぎりとコーラまで買ってくれたらしい(涙))帰宅してきた。

帰宅してきた時は事の経過が分かっていなかったので、ちょっと心配だったのだが、息子が発した言葉で安心した。

「オレ、バンビ学園行ってて良かった。だってあんなにたくさんちゃんと話を聞いてくれる先生がいるんだもん」

嗚呼、人ってこうやって、誰かに支えてもらいながら成長していくんだなぁ。

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