2024/09/23
どうせ早死にするだろうから、30前の節目の時期から日記をつける。
ひたすらに虚しい。
数年前、大学院生だった時のインスタの投稿を見つけた。しょうもないことばかり呟いて、かつての友人たちと面白おかしくスレッドで会話している。その時の写真は本当に凡庸で日常の風景やその時の食事、友達とのバカ写真があった。当時は時間がすぐに経つし、ふらっと大学に行っては友人と遊ぶ日々。大学生のころはもっと遊んでいた。今は、その頃よりお金はずっとあるし、なんだってできる。が、何もする気にならない。友人達は結婚をし、子育てをし、次のステージで忙しい。休日になると1人でゲームをし、散歩をし、酒を飲み寝るだけ。広いダブルベッドが余計に孤独感を増幅させる。唯一、仕事をしている時だけは時間が早く過ぎていい。
せめて、恋愛がうまくいけばこのようなことにはなっていなかったのかなって思う。
ただ、私の前の恋人とはうまくいかずに1人でかつての2人の家に住んでいる。広すぎるこの家は私にはある意味に窮屈だ。孤独感に押しつぶされそうだから。ところで、結婚を考えたこともある。従兄弟が結婚相談所に行き、結婚をしたらしい。私もと考えたが、どうも結婚をするための活動に違和感を覚えた。結婚とは末永く一緒にいるパートナーを見つけることなので、相談所でマッチングした相手とこいつでいっか、と目的の結婚を達成するために出会うことにすごく違和感を感じたのだ。もちろん、結局会う回数を重ねることで好きになることもあるが、お互いに結婚が前のめりにでているので、本当にそれはプラトニックに好きなのか疑問だ。ただの利害の一致ではなかろうか。好きと言う感情が子供っぽいのであれば、そうかもしれない。結婚とはただ、1人で死なないため、子孫を残すための活動だとすればもはやマシーンで解決する。今やAIの発達により、マシーンが話し相手になるし、人工授精をすれば子供だって技術的には作れる。ただし、この虚しさが埋まることは決してない。
まぁ確かに、人肌恋しくなる時に誰かがいればマシかもしれないが、私は結婚相談所で結婚した時に自分が苦労して稼いだ金を他人に使われることに激しく抵抗感があるだろう。相手の目的が金なら尚更だ。
とはいえ、私には何もない。人より少しばかり多くは稼いでいるが、他に取り柄は無いと思う。
結局、諦めて搾取されながら結婚生活を送るか孤独かの2択になることを考えると激しく憂鬱だ。少し考えるとしよう。