『アヤナスピネル』を聞いて今回マネージャーになって初めての劇中劇である『LINK RING WIND』の世界観を自分なりに考えて歌詞を読み解いてみた。 その1
こんな辺鄙な記事を見つけて開いて見てくださっているそこの貴方。ありがとうございます。
先日配信されたアヤナスピネルを聞いて、いてもたってもいられなくなり歌詞を見て自分なりに考えたこの劇中劇の世界観を備忘録程度に残していこうと思い記事を書いています。
劇中劇がまだ始まっていない今だからこそ書けると思っているので、
「うわw こいつこう思ってんのかよw ウケるw」
位の気持ちでこの記事を見てほしいなと思います。
ちなみに私は本格的に始めてからまだ一年も経っていない新人マネージャーですので、至らない部分があればご指摘いただければと思います。
そして、大した考察もないです。浅浅の浅い知識です。
それでも……優しくして。
はじめに
まず私が考える世界観を語る上で外せないことなのですが、今回この『LINK WINK WIND』の話は大和さん、三月、ナギの三人が主軸の話だと考えています。
表向きは大和さん演じるウィストと三月が演じるマナの物語ですが、どこかしら重要な部分でナギが演じるクラブを絡ませてくると考えています。
しかもクラブの立ち位置は二人と同じくらい重要人物なんじゃないかと。
何故かというと、
今までの劇中劇の傾向から主演はグループなど少なくとも特別な括りがある形だと思ったからです。
とりあえず今までにあった劇中劇とその時の主演をまとめてみました。
主な劇中劇とその主演
・MECHANICAL LULLABY(陸と天)
・星巡りの観測者(Re:vale)
・妖万華鏡 空虚咎送り(MEZZO")
・ダンスマカブル(TRIGGER)
……あれ?陸と天はグループというかユニットではなくない?
そう思ったそこの貴方。
パッと見そう見えますが、私の中で陸と天は『アイドリッシュセブン』のストーリーの中で、かなり特別な括りをされていると思います。
第5部でゼロの呪縛に囚われていた九条を救ったのは紛れもないこの2人だと思っているので。
また、この展開がかなり早い段階で決まっていたことも二人が特別な括りとして扱われていると思う一つの要因です。
EXPOの来場者特典のパンフレットにて、都志見先生が「九条は所謂、悪役みたいな立場でその九条を呪縛から解き放つのはひとつの区切りだった」
的なことを仰られていたので、九条がストーリーに出てきた時点でこの結末は決まっていて、陸と天の二人がそのキーとなる人物だということも決まっていたんだと推測できます。
さらに、EXPOのトークイベントで小野さんが「『Incomplete Ruler』を収録したのは二年前」と仰られていました。EXPO時から二年前なのか、それとも5部が配信される二年前なのかはレポから読み解けなかったので定かではありませんが、どちらにせよ楽曲はその前から作られていることになります。
特に重要じゃない双子だったらこんな扱いはしないと思います。
これらの事から二人が『アイドリッシュセブン』において特別な括りであるとして見るには十分かなと思います。
……そう、皆さんお気づきですか?
もしそうだった場合
流石に三月と大和さんだけの括りっておかしくない?
となるんですね。
ここで勘違いしてほしくないのですが、
「大和さんと三月、二人のW主演なんて絶対ないない」
と言いたいのではなく、
「ピタゴラの三人でやらないなんてそんな事ある?」
私の言いたいことはこっちです。
これに関しては私がナギと大和さんが推しなので、贔屓目だということもないとは言えませんが……
それでもピタゴラというユニットの括りがあるにも関わらずそれを差し置いて二人主演は普通だったらないのでは?と思ったのです。
なので先ほども書いた通り、表向きはウィストとマナの物語で、そこにクラブが関わってくるのではと私は睨んでいます。
そして気づいている方も多いと思うのですが、今回の『LINK RING WIND』のPVの概要欄をみるとこんな分け方をされているんですね。
何このスラッシュの分け方!!?!?!?
運営さん忙しくて間違っちゃったのカナ!?
というかクラブくんニーゼの枠で紹介されていなかったっけ!?!???
なんでシンヨーのキャストの下にいるの!?!?
ということで、なんかこの人カギを握ってそうだな?みたいな分け方をされているんですよ。
これを見た時私は映画のエンドロールを思い出しました。
よく重要人物はキャスト一覧の最後の方に置かれるじゃないですか……それかなと。
(大体大御所だけど)
数日経っても修正されないので、きっと間違ったわけではないよね?そうだよね?運営さん?
アイナナの運営さんならこんな感じで概要欄とかでヒント出すみたいな事も普通にやってきそうですよね。
劇中劇は毎度こだわりが詰まっているみたいですし。
だから私はナギが演じるクラブに対して夢を見ています。
何かありそうだなっていう。
ということでこれらのことから、私は今回の劇中劇『LINK RING WIND』はピタゴラの三人が主軸としたお話として進めていきます。
公式から出ている『LINK RING WIND』の設定を振り返る
さて、歌詞から世界観を考える前にまずは公式から出ているあらすじや世界設定を振り返っておきます。自分のために。
『アイドリッシュセブン』というコンテンツを考えるとここにもたくさん伏線が散りばめられてそうな気がしてドキドキワクワクしますよね。へへ。
自分で見る!って方は下のURLより公式サイトへ飛んで見てください。
LINK RING WIND|【公式】アイドリッシュセブン
PCサイズで見ると横スクロールなんですね。これ。
オサレだ。
最近本当に横スクロールのサイト増えたな、なんて思います。
さて、まずはこの世界の成り立ちから振り返ります。
精霊〜〜!!!!!この世界観まじで最高〜〜!!!!!
神秘的!一体どうなっちゃうの〜〜!?
……とまあ、語彙力のない感想はこれくらいにして、この伝承から私が気になったことを挙げていきますね。
世界は常に精霊によって支配されていた。
精霊は空間を支配し、人はその支配に従うしかない。
これまずいつの話なんでしょうね。この世界のずっとずっと前の話なんでしょうか。
一体、ウィストやマナがいる時代はこの伝承から何年後の話なのか。
今の情報から知ることはできませんが、皆様も予想している通りこの伝承、かなり前の話だと思っています。もう何百年、何千年も前の話。
なぜかというと「伝承」という言葉の意味にあります。
このように基本的に伝承なんて言葉はつい最近伝わったような話には使われないんですよ。
ある程度の歴史がないと伝承なんて言い方は昨今しないですよね。
ただこれらは本当にあった出来事として言い伝えられているのではなく、ウィストもマナも作り物の話といった形で言い伝えられているようです。
これはウィストの
「外でこんなに花が咲いてるのを見たことがない……!」という言葉と、
マナの
「本物の雪? だって……、雪はおとぎ話の作り物だろ」という言葉から考えることができます。
この伝承が本当のことだと知っているのは私たちと当事者の精霊だけということですね。
さて、もう一つ気になることがあります。
それはこの伝承を語り継いでいる人って一体誰なんだろう?ということです。
そう考えた時に真っ先にある一人の人物が思い浮かびました。
そう。吟遊詩人であるクラブの存在です。
ということで早速吟遊詩人について、調べました。
と言った感じでまさしく、言い伝えしてそう。
馬鹿みたいな感想で申し訳ないですが、、、広めてるでしょクラブが。
吟遊詩人は詩人音楽家なので楽器(リュートというものらしい)を持ってるのも頷けますね。
本編でのクラブはどういう歌を紡いでくれるのか今から楽しみですが、彼があの精霊の伝承を言い伝えているのはあり得そうな話です。
なんなら、物語の一番最初にウィストに向かって語り継いでそう。
クラブについてはまだまだ気になることがたくさんあるのですが、それは後述するので一旦おしまいです。
さて精霊の伝承についてはもう一つ気になるフレーズがあります。
雪風の精霊に支配された世界。
凍つく寒さの中、人は知恵を絞り団結し、生きなくてはいけない。
花風の精霊に支配された世界。
あたたかな快楽の中、人は己の意志によって自由に、生きなくてはいけない
いや、伝承全部やん?って話なんですけど、当たり前です。
だって伝承なんて、掘れば掘るほど面白いものが出てきそうじゃないですか……。
私がここのフレーズを見て気になったのはポイントはただ一つ
二つの世界、正反対すぎやしないか?
そして花風の精霊に支配された世界に当たるであろうシンヨーあまりにも住みやす過ぎるし、雪風の精霊に支配されたニーゼあまりにも住むのが厳しすぎる。
シンヨーとニーゼのことも、この劇中劇の世界設定のことも絡ませてしまったのですが、この二つの世界、別にこんなに正反対にしなくてもいいと思うんですよね。
何か一つだけ反対でも話が成り立ちそうじゃないですか。
世界設定の説明が反対すぎて逆にここにヒントがありそうなんて考えてしまいます。
シンヨーの説明を見て貰えば分かるとおり、普通悪いところがあって然るべきなんですけど、ほとんどデメリットがないんですよね。
キャラクターのマナの説明文にある
「やりがいのない仕事、代わり映えのしない退屈な日常に物足りなさを感じている」
最初デメリットかなと思ったんですけど、見る人が見ればこれ喜びそうじゃないですか。
神殿の神官が「家柄が良く優秀な人間しかなれない」ってところが引っかかるくらいですかね。
でも神官はカイドウとリョウブしかいないので、そこまで気にすることはないだろうと思って割愛します。
そして、シンヨーにいいところだけ抽出され、それ以外の悪いところが集まってできたようなニーゼという国。
ニーゼには悪いけど本当にシンヨーにいいところ全部奪われたようにしか見えない.……。
そんなニーゼの中でもちょっとだけ特殊なのが温室地と言われるところですよね。
この温室地一応苦労が絶えないが、作物を育てられるような場所ということなんですけど……常に雪が降り積もる厳寒の地なのにそんな場所があるのが不思議だなと説明を見た時からずっと思っていました。
ここはとても気になる。
精霊の伝承と世界設定から私が気になった部分はこんな感じです。
ここまでの設定から考える私の『LINK RING WIND』の世界観
一旦、ここまでのことを踏まえて、
完全に私の妄想でこの劇中劇の世界観を語っていくのですが、
あの伝承の出来事が起きる前、元々シンヨーとニーゼという国はなく、一つの国だった。
そしてあの伝承の出来事が起こり、二つの国ができあがったのでは?
という考えに至りました。
そして、この二つの国は同じ場所にあるという訳ではなく、別時空でだけど繋がっているのではと思っています。リンクしている。
精霊の力が強まる夜に精霊がこの二つの国の扉を開き、ウィストとマナがお互いに別の世界に来てしまった…みたいな物語なんじゃないかなと。
どうして元々一つだと思ったのか。
いくつか理由があります。
一つ目は伝承の絵です。
二つの世界の話してる割には最初の絵が1つの国っぽいのすごく気になっていたんです。
精霊の位置も普通だったら対称な位置にいそうなのに、一人は真ん中もう一人は左端ってなんだかおかしい絵だなと
だからこの絵、私はこう解釈しました。
シンヨーという国を生み出すにあたって、この一つの国におけるいらない部分をかき集めてる絵なんじゃないかと。
こっっっわ!!!!!!!精霊やることえげつな!!!
今まさに世界が二つに分断されようとしてる絵?
最初この考えに至った時ホラーじゃんと思いました。
でも確かにあんな住みやすい場所生み出すにはそれなりの代償が必要な気もしたので、この説なくはないかもと無理矢理納得しました。
そりゃシンヨーとニーゼは正反対にもなるわけですわ。(まだ決まりじゃないですけど)
もし、こうだった場合ニーゼはシンヨーを生み出すためにできた副産物ですね……。
悲しい。
二つ目はニーゼの「温室地」です。
ニーゼの地は厳寒で、常に雪が降り積もっており、作物が育つような環境ではないはず。
そういう国ないのかなと思い調べてみたのですがアラスカのエキスモーの方達は野菜を食べないそうです。その地はニーゼと同じように常に寒いらしく、野菜が育たないらしい……。
その代わりに狩猟して得られた動物の肉と内臓を生で食し、 ビタミンを補給しているのだとか。
ニーゼもそんな食生活な気がしますね。
なのにそんなニーゼにどうして温室地なんて場所ができたのか。
私の考えが当たっているのであれば、それは二つの国になる前の名残なのではないかなと。
元は作物も普通に育つ国だったと思うので、二つに分かれた際にできてしまったのかななんて。
そんな杜撰なことあるのか?なんて思いますけど。
もしくは後述しますがニーゼとシンヨーが別の場所で同じ地形で存在しているので、シンヨーのなかでも特段暑い場所(もしくは特段寒い場所)の同じ座標部分が温室地となったのではと推測しています。
この温室地がシンヨーとニーゼを繋ぐ鍵かもしれないですね。
マナはシャニに拾われているので温室地の近くで倒れてそうですし。
ウィストがシンヨーに迷い込む前にいた場所が温室地だったらいいななんて思っておきます。
三つ目は今回のシンヨーとニーゼの世界設定の絵です。
シンヨーはもっと作物がたくさんあったり、花が一面に咲き誇っている絵でも、なんなら神殿の絵でもよかったと思いますし、ニーゼだって雪山の絵でもいいですし、学園都市の絵でもよかったですよね。
同じ画角、同じような場所に橋があって、下には湖。(ニーゼの方は凍ってますね)
おおよその木の位置や建物の位置なんかも似てるのは訳あってなのか、それともただの偶然なのか……。
私の考えすぎかも知れないですけど、見ようによっては二つの国がリンクしている事の暗示に見えるかも?なんて。
元は同じ国で今は別の場所に同じ地形でそれぞれ存在しているのかなと。
マインクラフトのネザーみたいな感じでね。
それぞれの地形がリンクしているのであればシンヨーで何かなくなった場合ニーゼでも同時に何か失われることになります。
これがウィストとマナが入れ替わった理由だとも考えています。
それは次で説明しますが、私はマナが元は精霊、ウィストは雪の精霊の末裔か何かだと思ってます。
そしてクラブは……雪の精霊もしくは精霊の長かなんかなんじゃないかと。
長くなってしまったのでそれは次の記事で説明するとして、とりあえずこんなあっっっっさい推測で、
元々シンヨーとニーゼという国はなく、一つの国だった。
そしてあの伝承の出来事が起こり、二つの国ができあがったのでは?
そしてこの二つの国は時空が違えど今も繋がっている。
という風に解釈しました。
ここら辺で一旦切って次の記事に進みます。
早くリンウイ読みたいです……。
とても楽しみ。