『アヤナスピネル』を聞いて今回マネージャーになって初めての劇中劇である『LINK RING WIND』の世界観を自分なりに考えて歌詞を読み解いてみた。 その2
前回の記事を見てこの記事また見てくれている方はありがとうございます。
自分の考えをまとめたくて始めたので、見ても見られてなくてもいいのですが…続けて見てくれるのはそれだけで嬉しいものですよね。
長くなってしまったので一旦切ってしまいました。
まさかあんなに長くなるとは……自分でも驚きです。
続きを書いていくのですが、その1見てからの方が楽しいよと言いたいんですけど、別に大したこと書いてないので大丈夫です!
もうリンウイ配信されてしまってるので、パッとかいて読みます……。
早く答え合わせがしたい。
あらすじや世界観をさらっとを見たい人は公式サイトに飛んでくださいね!
LINK RING WIND|【公式】アイドリッシュセブン
色々踏まえて『アヤナスピネル』の歌詞を読み解いてみる
やっと本題。長かった。
前回
元々シンヨーとニーゼという国はなく、一つの国だった。
そしてあの伝承の出来事が起こり、二つの国ができあがったのでは?
そして今もあの二つの国は繋がっている
といった解釈をした私が、『アヤナスピネル』の歌詞を見た時に感じたことは下記でした。
「これ精霊の懺悔の曲なのでは…?」
ちょっと自信無くなってはいるんですけど。
どうしてそう思ったのかまとめていくのですが、
『アヤナスピネル』の歌詞を見ていく前に大和さん、三月、ナギのキャラや名前の由来を見ていきたいのと、そもそも「アヤナスピネル」とは一体なんなのか知った方がさらに理解が深まりそうなので、さらっと掘り下げていきます。
アヤナスピネルについて
なんとなくマナをイメージさせるような意味や色味ですね。
CDのジャケットの色が青なのは気になりますけど。
そこはきっと本編に絡んでくるんだろうなと思っています。
マナ(Mana)について
聖書の「マナ」の可能性も考えましたが、こちらの場合は英語での表記が「Manna」なので違うかなと。
まあ、シンヨーの世界的に、名前の由来がここから来ていてもおかしくはなさそうですね。
そして私はマナは元は実体を持たない精霊だと思っているのでこちらの解釈の方が都合がいいです。
彼の性格は演じている三月にかなり近い気がしています。三月もやり甲斐を感じるような仕事でないと、物足りなさを感じてしまいそうなので。
当て書きっぽさを感じますね。
ウィスト(Wist)について
ウィストは調べてもこれしか出てこなくて、あんまり本編とは関係なさそうでした。
機知とかはニーゼには必要そうですけどね。
ただ意味からしてこの二つの国の謎を解き明かしてくのはマナではなくてウィストの方なのかなと。
なので、あらすじにあった居心地の良さについてはマナ、ウィストお互いが思っていそうですが帰る手掛かり探してるのはウィストだけかも知れませんね。
そして学園長の息子なので少なくとも何か力は持っていそうといった印象を持っています。
また、ウィストもなんだか演じている大和さんに近いものを感じますよね。
この脚本家もしかして二階堂大和の過去を知ってるのか……?って思ってしまいました。結構大問題じゃないか?
でも、ウィストは今の大和さんだから演じる事ができる部分が劇中劇内で垣間見えそうでとても楽しみです。
クラブ(Club)について
この男だけはちょっとだけ深めに調べさせてください。
怪しすぎるこの吟遊詩人。
まずはクラブという名前の由来ですが、私はトランプのスートの「クラブ」からきていると予想しました。
スペルも一緒です。もちろん普通のクラブもいったん考えました。
でも、どう考えても結びつきそうに無かったのでこちらで進めていきます。
そもそもトランプにはさまざまな意味があります。
赤は「昼」、黒は「夜」を表しており、
マークには季節や社会階級、星座、象徴があるんですよね。
そしてクラブはこのような感じになってます。
季節:春
社会階級:農民・労働者
星座:火の星座
象徴:こん棒
こっちもそんなに結びつきはないんですけど、気になるのはクラブの季節は春ってことですよね。
なんでニーゼにいるんだろうか。
また、トランプはアーサー王伝説が関わっているといわれていて、
クラブは「聖槍・ロンギヌスの槍」だそうです。
物騒な話になってきましたが、どっちかっていうとここら辺の方がちょっと関わってきそうだなと思っています。読み解きに。
そもそもこのクラブという男怪しすぎる。
「レパートリーが多く、滞在しているオニキスでは知られていない歌も演奏できる」
ニーゼの各都市を回っているとしても、オニキスは中央都市ですし、ニーゼの歌は全て集まってそうですよね。
なので知られていない歌って、実はシンヨーの曲なのではないかと踏んでいます。
この男、ニーゼに来る前、シンヨーにいたのではないかと。
もしくは二つの国に別れる前の一つの国だった時の曲なのではないかなと。
というかどうしてウィストと知り合いなのか、どこでウィストと会ったのか。顔見知りってなんだ。
吟遊詩人がこの国の中央学園都市の息子と喋ることができるのって偶然なの?
しかも、愚痴を言うほど、聞くほどの仲ってそれなりに何回も会ってないと難しいじゃないですか。
ウィストが外に逃亡するのはいいとして、そこからどこに行くかなんてわからないのに、愚痴を溢す仲になるほど会っていると言うことですよね?
しかもニーゼという国は適正によって仕事が定められ、決まった仕事を決まった時間にしなければならないのに、吟遊詩人なんかやってるんですよ。
多分この人仕事定められてないと思うんです。
自由が過ぎるので。
あと「僕はただの吟遊詩人ですから」と言う言葉。
正直これ『黒執事』という漫画のセバスチャンのセリフ「あくまで執事ですから」と同じ匂いがぷんぷんしています。(多分私だけ)
なので私はやはりこう思っています。
「この人精霊なんじゃね……?」
もし、クラブが精霊なんだとしたら、元々シンヨーに居たのも(もしくは二つに別れる前の国にいたのも)、シンヨーの曲(一つの国だった時の曲)を知っているのも頷けるし、ウィストに会うのも容易そう。
んでもって吟遊詩人をやっているのもわかります。
仕事が与えられるわけない。人間ではないので。
その代わり精霊の伝承を謳って途絶えさせないようにしてるのかなって。
クラブの名前の由来通り彼は
「世界を制する力を持っている」と思っています。
あと、そもそもウィストだけにしか認識できていない可能性もありそうだと思っています。
精霊モノでよくある選ばれた人間しか見えないというやつ。
だからウィストとは顔見知りだけど、他の人は知らない。
なんなら見えていないっていう可能性もありそうだなって。
まあ、とりあえずこじつけでクラブを精霊としていこうと思います。
そうなると、クラブが世界を二つに分けた事になります。
それはなぜか、ここで「マナ」の存在です。
ここから完璧に私の妄想になります。
名前の由来があっているのであればマナは元々実体を持たない存在。
でも今は実体を持っています。
これ、元々マナとクラブは一緒にいて(元は精霊同士)、マナは実体がない存在だったが、ある理由からクラブはマナに実体を持たせたのでは
と思いました。
そのある理由なんですが私はマナの名前の由来があっているのなら
マナは「人間や物に力を与える能力」を持っていて、
力を与えていくうちにその力のせいで
冬になる前に衰弱して一度消えてしまうのかなと。
自分を犠牲にしてまでも力を与えていくマナに、精霊の力に縛られずに自由に生きてほしいと願ったクラブは精霊でなく人間として実体を持たせます。
ただ、実体を持たせるためにはマナにとって住みやすい世界を作らなければならず、その際にシンヨーとニーゼができたのではと。
世界を作るために力を使いすぎてしまったクラブはシンヨーに行くことが出来ず、マナがどのように過ごせているかは分からない状態のまま少しずつ力を取り戻しながらも、どんどんと月日が流れていく。
ニーゼで吟遊詩人として様々な集落を訪れながら過ごしていく中で、自分がマナのために作った世界によって、こんなにも大勢の人が苦しんでいるのを目の当たりにする。
そんな中、ウィストに出会います。
(ウィストに出会えたのはウィストが学園長の息子だからだと思います。
血筋的に雪の精霊の血が流れてるんじゃないかと。
レイスもそうですがウィストは色濃く受け継いでおり、それがあの後ろ髪が若干白くなってる理由なのかなと)
兄への劣等感を抱いているウィストの愚痴を聞く事がクラブの中で罪悪感を薄くするものの一つだった。
そしてウィストが劣等感から何度か「逃げたい、自由になりたい」と愚痴をこぼしていたのを聞いたクラブが自由になって欲しいと戻ってきた精霊の力を使いウィストをシンヨーへと飛ばしたのではないかなと。
シンヨーとニーゼはリンクしているので、
精霊の力を持っているウィストと、元精霊のマナが交換で二人ともお互いの国に飛んでしまった、、、みたいなのが大方のあらすじなのではないかなと思います。
最終的にシンヨーとニーゼがつながっており、元は一つの国だったと知ったウィストとマナがクラブと共に元に戻していき、
その過程でマナは実体がなくなり、消えてしまうのではないかなと思っています。
ロンギヌスの槍から「槍で傷つけた傷は、その槍でないと癒せない」ので
一度分けたこの国を一つの国に戻すにはクラブの力は必要不可欠かなと思います。
どうしてマナとクラブが出会ったのかですが、
クラブが
「世界を制する力」を持っていますが、
マナは
「人間や物に力を与える力」を持っているので、
お互いが作用しあって一つの国を平和に保っていたのではないかなと思っています。
マナが力を与え、与えすぎて暴走した部分はクラブが制する力を持って収めていた。
みたいな感じですかね。
やっと歌詞について読み解いていく
さてさらっと(全然さらっとではない)振り返ったこところでここから歌詞を読み解いてみます。
はー、長い長い。
一番最初に伝えた通りこれは精霊であるクラブの懺悔の歌なので
基本的にクラブ目線と一部私の妄想でお届けしていきます。
どこから来たって 歩いていた道は 出会ってみれば些細な出来事で
→
・ クラブがマナに出会う前に過ごしていた時間は、マナに出会ってから些細なことになる位マナと過ごした時間が、その想い出がとても楽しい時間だった。
・今過ごしている長い時間を思うと、マナと出会った時の時間は些細な出来事だったと思いを馳せている。
日が照った広場 影ってかないで 笑顔へと願うとある晴れ
→ マナは名前の由来の通り神秘的な力の源とされる概念で、人や物などに付着して特別な力を与えるその代わり自分はどんどんと衰弱していく。
日に日に衰弱していくマナが見ていられなくなるクラブが
マナの晴れ(自由)を願っている
君が「自分より大事なものがある」と 口癖のように溢すのは何故だろう
→ マナがいつも言っていた口癖なのではないかなと。
マナにとって人や物などに付着して特別な力を与えるということは大事なことで、それによって衰弱していくのは自然なことなのでむしろ誇らしいことだがクラブはそうは思わなかった。
ただそっと揺れていて きっとそれだけ 勝手に思ったよ
気まぐれな花のように 生きてほしい
→ 自分を犠牲にしながら力を与えるマナに対して
気まぐれな花のように自由に生きていってほしいと願う
幸せって顔したって 大抵真実って どっか切ないけど
ああ咲いていてよ 隠し立てない色で
→ マナを自由にするために世界を二分にしてシンヨーとニーゼを作ったということ。
また、ニーゼにいる人たちが寒さと闘いながら生きているおかげで、マナのいるシンヨーは安寧が保たれているという事実(リンクしているので)。
それを知っていても知らなくても、もう自分の運命に囚われず自由に生きてほしいという願い。
2番からはニーゼやウィストに対するクラブの気持ち?かなと。
甘い苦い好き嫌い 揃わないでいいよ
ほら合わさった手だって 違うよ
→ 兄と比べて劣等感を抱いているウィストに対して思っている気持ち
みんな違うのだから比べる必要はなくありのままの自分でいればいいんだよというメッセージ
(ただウィストが置かれている状況は多分自分が世界を二つに分けたせいで起こっている事なので面と向かっては言えなさそうだけど。)
束の間降って 消えてったのは欠片
隔たり橋渡す 淡い雪
→ ここだけ懺悔というよりかはシンヨーとニーゼを繋ぐ手がかりの歌詞に見えます。
何かの欠片によって、シンヨーとニーゼの隔たりがなくなる
その欠片は精霊の力が強まるもので、雪が関わっている?
誰に向かってる 形ない優しさ
頬ずるように君は いつも手を伸ばすから
→ ここはニーゼの人たちの団結して協力して生きていこうという
優しさ?の話かと思ったのですが、
ウィスト→レイス
レイス→ウィスト
の相互で思いやっている話?かもなと思いました。
結局愚痴を溢していても、優しさに縋ってしまうウィストを思ってる?のかなと。
その情を振り切って 擦過傷与えた 今日があったのなら
ねえ神様 身代わりに僕をしてよ
→ その優しさに裏切られて、何回も傷ついているウィストを見ており
できるなら自分が代わってやりたいと思っている。
気にしないと混ぜ返す 目の真実は 多分違うんだろう
ああ分かってしまう 君のことが
→ これなんとなくなんですけど、ウィストくんは愚痴る時に
「どうせ誰も俺(僕?)の気持ちなんて誰にもわからないんだ。だから気にしなくていい」とか言いそうな気がしているので
そうやって言っているけど本当は違うんだろうと、いう気持ちと
全てを知ったマナが自分のためにやってしまったこのことを「気にしない」と言いつつもきっと許してくれないんだろうなという気持ち二つが合わさっている気がします。
ずっと探していたような 輝きを持った 一輪の花があった
僕らきっと 守るだろう 君のこと
→ 「ずっと探していたような 輝きを持った 一輪の花があった」
これは流石にマナのことなのではないかと。
僕らがクラブともう一人誰かを指しているですけどそれが不明ですね。
ウィストだといいんですけど。
これからもずっとマナを守り続けるという誓い。
今過ぎる日常 それは桃源郷 眩しさを増していくよ
アヤナスピネル 隠し立てない色で
→ 一つの国だった時の日常は幸せで眩しいけれど、
それを胸に抱えながらマナに恥じぬように隠し立てずにこれから進んでいく
的な解釈ですね;
結局結論で言いたかった大方のあらすじはクラブのところでいった感じです。
結論
・マナとクラブはこの二つの世界ができる前から出会っており、
実体を持たず他人のために自分の能力を使い弱っていくマナを自由にしたかったクラブが一つの世界を分け、シンヨーとニーゼを作りだした。
・実体を持たせるためには住みやすい環境にしなければならず一つの国をその住みやすい環境とそうでない環境にわけてしまったためシンヨーとニーゼの状況が真反対となってしまった。
・シンヨーとニーゼは元は同じ国なので、リンクしており、精霊の力が強まったその日、クラブがウィスト自由にするためシンヨーへと送る代わりにマナがニーゼの国にやってきてしまった。(ウィストは精霊の末裔なのでその代わりとして、元々精霊であったマナが連れてこられた)
・最終的にはシンヨーとニーゼができた経緯を知ったウィストとマナがクラブともに一つの国へと戻していくお話。その過程で実体を持てなくなったマナは消えてしまうと予想しています。
・シンヨーとニーゼの隔たりをなくすのは何かの欠片でそれは淡い雪のようなものと予想。(アヤナスピネルの歌詞より)
以上のように考えました……
あーーー!やっと劇中劇見れます!!!!
どこまであっていて、どこまであっていないのか。
全部違うのか!本当に気になります…………
早くしないと次が更新されてしまうので……行ってきます!!!
ここまで長々と見づらい備忘録を見てくださり本当にありがとうございました。
みなさんも劇中劇『LINK RING WIND』楽しんでください!!
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