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YouTubeメンバーシップ(有料会員化)で感じること
こんにちは、まきやんです。
ここ最近ビジネス系YouTube界隈でメンバーシップを導入する配信者が増えていて、時代の流れの変化を感じています。
今回は有料化の流れに関する私自身の考えをまとめておきたいと思います。
先に言っておくと、私自身はメンバーシップそのものには反対していませんし、今後有料会員向けのコンテンツを作る可能性はあります。
こういう前提で読んでいただければ幸いです。
そもそもYouTubeメンバーシップって何?
YouTubeメンバーシップというのはYouTubeの特定チャンネルの月額課金制サブスクリプションサービスのことです。
YouTubeは今も昔も原則無料で観ることができます。
しかし同時に月額会員制のシステムも組み込まれていて、ある程度チャンネル登録者数や再生回数などがあればメンバーシップ会員限定配信をすることができるようになっています。
最低料金が確か490円/月なので490円に設定している配信者が結構います。
YouTubeメンバーシップは導入している配信者の考えによって差はありますが主な趣旨としては、
・コアなファン向けの情報を提供したい
・メンバー限定のグッズを販売して安定的な売上を作りたい
などがよく言われます。
無料動画だけ配信していると視聴者層がどうしても一般大衆向けになり、
① ウケる動画しか配信できない
② 本当に伝えたいことを配信すると数字がとれない
となってしまうようです。なんとも教育系のテレビ番組のジレンマのようなものを感じさせる話ですね。
以前から配信者の共通の悩みとしてあったそうで、最近のYouTube側の後押しや大御所のユーチューバーがこぞってYouTubeメンバーシップを導入したのをきっかけに、一気に広がった感じです。
いよいよ終わりのない戦いが始まった
私自身感じていることは、「ついに終わりのない戦いが始まってしまったな」のひと言に尽きます。
2019年はビジネス系YouTube界隈が一気に伸びた年ですが、2020年からはYouTubeメンバーシップやオンラインサロンの戦国時代に突入しました。
・配信者側はお金をとっている以上、簡単にやめられない
・視聴者側は元をとるために観る時間に追われるようになる
というお互い不安を抱えながら続けていくことになりそうです。双方の立場で考えてみます。
① 配信者側の立場
私自身YouTube配信はやっていないので、いちブロガーとしての視点になります。なのでひょっとしたら見当違いなところがあるかもしれませんのでご容赦ください。
YouTubeの配信者の主な収入源は動画の広告収入です。メンバーシップを導入すると毎月視聴者からお金をもらいながら動画を投稿していくことになり、視聴者を裏切らないためにも簡単にやめられなくなると考えられます。
事前にやめ方を考えておかないと、炎上したり裁判沙汰になったり後の処理がかなり面倒なことになってしまいます。
まさに「立つ鳥跡を濁さず」が重要というわけですね。
② 視聴者側の立場
・より質の高い情報を手に入れたい
・自分の居場所感、仲間がほしい
大抵の場合、大きく上記の2つの理由で有料会員になると思います。前者の場合は自身のスキルアップ目的、後者はファン目的です。
上記を両立しているものはかなり限られると思うので、有料会員になることを考えているなら、配信者がどちらを目指しているか必ずチェックしておきましょう。
基本的にビジネス系のメンバーシップやオンラインサロンだと「より質の高い情報」にフォーカスしたものが多いですが、普段から意識が高く忙しい日々を送っているサラリーマンが真面目に取り組み続けるのはかなり厳しいのが現実です。
最初は元をとるのに必死で頑張るものの、本業の仕事が忙しくなって気づいたらやめてしまっていたというのはよく起こります。
私自身これまで何度もこういう失敗を繰り返してきました。仕事をしながら続けることって本当に大変なんだと痛感させられます。
うまく使いこなせるかはその人次第?
私自身オンラインサロンに入っていますし月額会員制を否定するつもりもありません。むしろ月額会員制に踏み切った勇気を称えたいくらいです。
もし有料会員になることを検討しているなら、先ほども触れましたが自分自身の目的意識を確認して選ぶのがいいと思います。
・質の高い情報を入手するのが目的
→参加する期限(1ヶ月、3ヶ月など)を決める
・自分の居場所感、仲間を作るのが目的
→積極的に交流を深める行動をする
結局のところ、うまく使いこなせるかはその人次第です。積極的に行動して結果を出しましょう。
おまけ:今後有料会員向けのコンテンツは作る?
私の場合はというと今のところは有料会員向けのコンテンツを作る予定はありません。
オンラインサロン運営などは結局時間に縛られてしまうため、ほかの仕事は時間に縛られないものにしておく必要があります。もし仮にやるとしたら脱サラ前提の話になりますね。
私としては副業サラリーマンという生き方は嫌いではないので、サラリーマンという守りの生き方をしつつ副業とか趣味であれこれ挑戦するのがベストかなと思っています。
また、特に価値があるコンテンツに関しては有料にする可能性は大いにあります。
・有料のnote記事
・建築構造に関する個別指導
まだ検討段階ですが近いうちにかたちにしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いします。