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私はあえて「明日仕事いやだなー」と言う

子どもには、楽しく働く姿を見せたい。

「仕事って楽しいんだ!」
「大人って楽しいんだ!」

そう思ってほしい。
そりゃ私も子どもには、未来に希望を持ってほしいと願っている。

しかし、繊細な我が子たちは、残念ながら学校を心から楽しんでいる小学生ではない。
むしろ行きたくないと言っているし、日曜の夜は最大に憂鬱な様子。
友だちもあまりいないし、勉強も好きではない。
家でとにかくダラダラと過ごしたい子どもたち。

そんなときは私もあえて
「あー明日仕事したくないなー。明日も休みたいなー。」
と言うことにしている。
事実、私も仕事大好き人間ではないので、全くウソではないのだけど…

希望が持てるかどうかではなく、
「あ、大変なのは自分だけじゃないんだ。」
「お母さんも仕事イヤなのか。」
そういう”明日が憂鬱仲間”がいてもいいんじゃなかろうか。

私がそう言うと、子どもたちがちょっと安心したような嬉しそうな、何とも言えない顔をしているのを、私は見逃さない。

「いやだけどしゃーない!頑張るか!またみんなで旅行いきたいし!」
と言うと、
「そうだよ!おかあ頑張って!」
なんて、いつの間にか母を励ます側に回っていたりする。

私がエイエイ!と言うと
オー!と3人で腕を振り上げる。

学校がイヤなことに変わりはないけれど、私ができることは「いやだよねー」と共感することだけ。

親が弱音を吐いていると、子どもも弱音を吐きやすくなるんじゃないだろうか。

いつでもポジティブなことばかり言っていると、子どもは弱音を言いづらくなるかもしれない。

「勉強しないと将来困るよ!」とか子どもたちが十分わかっていることは言わなくて良い。

それでもどうしても行きたくないなら、休んで一緒にカフェに行こう。

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