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小学生、この軍資金で商店街を楽しんでみよ
頻繁にテレビのロケ地になるので、
ご存じの方も多いであろう「戸越銀座商店街」。
関東で食べ歩きといえば、ここではないだろうか。
近いのに行ったことがない。
せっかくの3連休なので、家族4人で遊びに行ってみた。
我が子らは小学生2人。
ただ食べたいものを買うのではなく、少しお遊び要素も入れたいと思い、
行く前日に子どもたちに伝えた。
1200円ずつ渡すから、
商店街で好きなように使って
お昼ごはんを食べてください。
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子どもたちは「えー!」と言いながら、嬉しそう。
所詮は小学生、私はこんな風になるだろうと予想した。
食べたいものを食べまくる
途中でお金が足りなくなる
もっとお金くれと言い出す
ところがどっこい!
現実はこうだった。
ということを、書いていきたい。
・まず前日の夜に、どんなお店があるのか、価格帯を含めてスマホでリサーチ
びっくり。
本当に行き当たりばったりで無鉄砲な私の子どもか?
2人でスマホを見ながら、
「マンゴージュース500円は、予算使いすぎだからダメだね!」
とか言ってる。
これなら買えそう!などと目星をつけていた。
そうだね。下準備、大事。
・商店街に着いたら、
まずは端から端まで歩いて、
買いたいものに目星を付ける
いつもより朝ごはんは軽めにした。
ということで、商店街に着いた頃にはお腹が空いている。
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「わー美味しそう!」と子どもたち。
そして値段を確認しつつ、歩き出す。
「え、食べないの…?!」
「うん、まだ他に何があるかわからないから。」
すごい、お母さんはもう食べたいよ。
こんなに長くて誘惑だらけの商店街、
何も買わずに端から端まで歩くって無理ゲーだと思っているのは、
母の私だけなのか?
・お金の計算をしながら、いざ食べ始める
一通り、商店街を行脚。
やっと食べ始める子どもたち。
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我慢できるのすご。
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・余らせ過ぎず、不足もせず、ほぼキレイに使い切る
最後にお財布の中をチェックし、二人ともそれぞれ残り100〜130円ほど。
この物価高の昨今、それで買えるものはないでしょう!
よし、帰りますか。
と私が思ったのも束の間、
「これならあそこのおでんが買えそう!」と
おでん屋さんに向かう。
本当だ、安いのは60円からある。
次が120円。
最後におでんを2つ買って、フィニッシュ!
お団子が最後じゃないんだね。
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そして残高がこちらです。
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はい、ちょっと子どもを舐めていました。
子どもにだけ予算をつけて、大人は好き放題食べる。
なんて訳にはいかないので、私と夫も1200円ずつにしたんだけど、
子どもたちの方が上手だった。
両親、完敗です。
予算とは別に、米粉パン専門店の米魂で、翌日の朝食のパンを買い、
途中でお参りをし、
腹ごなしにJR大井町駅まで歩くことに。
帰り際に見つけたしながわ中央公園で少し遊んで帰りました。
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・振り返っての反省(改善)点
食べたいものが別だったときは良いが、同じお店で買い物をする場合がちょっと大変だった。
例えば焼き鳥屋さんで、私も子どもたちも焼き鳥を一本ずつ食べたいとき、1本ずつ会計するのはお店の迷惑になるので避けたい。
必然的に私が代表で支払い、子どもたちからお金をもらう。
でも子どもたちは私にお金をちょうど渡せないし、
私もぴったりのお釣りが渡せない。
子どもたちは財布の残高とにらめっこしながら買い物をしているため、
「今50円お母さんに借りている状況だ」などとはあまり把握できない。
(特に小2の息子)
子どもにお金を渡すときは、1000円札と100円玉ではなく、
100円玉10枚
50円玉2枚
10円玉10枚
とかの方が良さそう。
でもお財布がパンパンに膨れちゃうので、どうしたものか。。
【まとめ】
私の子ども時代は、毎日のように友だちと駄菓子屋へ。
少ないお金でいかにお腹を満たすかを考えながら、買い物をしていた。
子どもたちは自宅で私が買っておいたおやつを食べるので、
欲しいゲームや本を買う時以外あまりお金を使わない。
私と買い物をしていても、私はカードや電子マネーで支払うため、
実際に現金を渡しての買い物を見る機会もほぼなし。
だから「お金の使い方を学ばせなきゃ!」なんて思っていたけど、
子どもは何だかんだで学んでいる。
むしろ私の子ども時代より、よっぽどしっかりしていそうだ。
次はどこで食べ歩きしようかな。
伊勢のおかげ横丁、埼玉の川越、鎌倉の小町通りとかどうだろう。
次も楽しみだ。