見出し画像

「夜景をキレイに撮る撮影会」に参加しました(その1)

6月14日、「風景写真家が教える、夜景をキレイに撮る撮影会」に参加しました。

1)参加した理由

「風景」「夜景」「六本木」
この3つ、普段の自分とあまり縁がないキーワード。
普段は好きなものをドアップで撮ることが多く「風景」はあまりとらない。「夜景」は上手に撮れたことがないからコツを知りたい。
会場の六本木はあまり行くことがないし、無機質の象徴のようで撮る場所として考えたことがない。

ないないづくしで面白そうだったので、参加が決まった後もワクワクしていました。
当日。まずは自分のスマホで何も考えずに森ビルをパチリ。うん、都会だ。

2)座学 ~キーワードは直線と円!~

直線やきれいな形の円は、自然には存在しない。

都市写真が他の風景写真と違うのは、自然にはない直線や円を意識していること(別所さんは三角形などほかの図形も含めて「幾何学的な秩序」と言われていました)
実際に写真であてはめて行ったら、一見無造作な中に線が隠れている…!

基本は直線。水平線大事。
傾ける(秩序を乱す)なら、乱す意味がある。
この写真は元はトンネルだそう。傾くことで中心への吸引力が増している。

ほかには「円を見つける」こと。
直線を引き立たせるのに使ったり、パッと目が行くのを生かしたりする。
円周の動きが頭の中にあるからか、円が入った写真は横向きの流れが生まれているようでした。

「自然に直線や円はない」ことは、自分の中に全くなかった考えで衝撃度高し。
幾何学的秩序を使ってみるとこんな世界が広がるのか。同じものを見て撮っているはずなのに何倍も面白い。
“探してみると結構ありますよ”と言われると、実際に外に行くのが楽しみになる。これまで無機質と一言で片付けていた場所が、どんなふうに見えるだろうか。

3)いざ実践!

ここでPixel3登場。使い方の説明を聞いていざ出発。
※手元にPixel撮影の写真がないため文字のみの感想です。

お借りしたPixel3は、とにかく画像がきれい。
はじめに、いつもボケボケになってしまう東京タワーをパチリ。アップにしてもにじまずきれいに写って、それだけでも感動モノ。

実はPixelを使うのは2度目。今回夜に試して特に気に入った所は2つ。
・青色がきれい
 これまで、暗い所で撮ると青が濁る感じがしていた。Pixelで撮った森ビルは青ライトの透明感が美しい。イルミネーションのようなカラフルな光を撮るのが楽しくなりそう。
・立体感がきれいに出る
 線に無駄がなく、光があっても全体が平面にならない。直線はすっきり、曲線はにじまず芯がある。
 暗めの水面にカメラを向けたら、波紋が肉感的に写ってとてもセクシー!思わず同じ場所で何度も撮ってしまった。水面を写すのが好きな自分にはとてもうれしい。

1枚撮ってグループの人と見るたびに「やばいですねえ」「写真集これで作れそう」とくり返しながらまわっていたら、あっという間に終了時間。
最後に3人で森ビルを背に記念撮影。セルフィーでも顔と建物の両方が明るく写って、いい感じ。

昼間に試した時は仕上がりのきれいさしか印象に残らなかったけれど、夜の写りはとても好み。真冬のイルミネーションや満月の時にも活用できそう。1人でも、誰かと一緒でも楽しく撮れるカメラでした。


六本木、撮る場所として考えたことなかったけれど面白いな。
そう思って、2日後に再びスマホカメラを持って出かけました。
(その2へ続く)


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集