手に入らなくしているのは自分かもしれない。

買い替えるものが多くて、いつになくお買い物をしている(noteの文章モノの投稿も、しばらく買い物ネタが増える予定)

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最近、新しい傘を買うことにしていた。
最近の突風やゲリラ豪雨に強いものに交換したかったのだ。
ちょうど買うと決めた時期に楽天のセールがあると知り、セール期間になったら買おうと決めてお気に入りに登録していた。

でも、セール期間が始まってもすぐに注文をしなかった。
動いたのは他の家族から「ついでに買ってほしいものがある」と頼まれたから。
一緒に自分のものも注文しようと思ってリストを開いてみたら、検索していたお店ですでに売り切れになっていた。

売れてしまったか~と検索し直す自分をアホだなあと思って、気づく。
他人から頼まれたものを早めに片付けるのと同じように
自分が自分に頼んだことをやっているだろうか。

自分の欲しいものを、欲しい時に素直に手をのばしているだろうか、と。

よく「手にはいらなかったのには意味があるし、タイミングもあるんだよ」と言ったりはする。スピリチュアルなどの知識があったりすると特にね。
でも、ほしいものが目の前にあるんだったら、手をのばして手に入れるタイミングは今なんじゃないの。
手にしたくない理由があったなら別だけど、それに手をのばさなかったから手に入らなかったことに“手をのばさなかった”以外の意味なんてない。

手を伸ばさなかった理由を知識云々を駆使してあげたくなるけど、理由は
・それほど欲しくなかった
・欲しい段階でとどまっていたい
のどちらかでしかなかったのだろう。
…確かに手に入ってしまったら、ほしかった何かは「特別」なものから自分の日常にあるフツーのものになってしまう。だからこそ特別な存在のままにしておいた方がいい場合もあるだろうけれど。

ちょっと大げさだけどそうねと思う。
そして、ほしい段階にとどまる自分をやめて新しい傘を日常に加えるために、注文をした。

何事もなく淡々と片付く。終わって、安心した。
今、次の展開(=商品が届く)があることを楽しみに待っている。

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