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あたま周りの悩み

外見のコンプレックスというのは多くの人が持っているものかと思う。
私もたくさんある。真っ先に思い浮かぶのは「頭が大きい」こと。
顔ではなく、頭が(必然的に顔も大きいと思いますが)

帽子をかぶる機会が少なかった子供のころはあまり困らなかった。
初めて"頭大きいのか…"と気づいたのは20歳の時。
二輪の免許を取る際にフルフェイスのヘルメットが必要になって買いに行ったら、女性向けと勧められたサイズのものが入らなかったのだ。
体型もそれなりにがっちりしていた時期だったとはいえ、地味に凹んだ。

それから10年後。
二輪の運転をやめ、使用の目安年数も過ぎたのでヘルメットを処分することにした。
最後の記念にかぶろうとしたら入らない。
髪の量はカットの仕方で20歳の時より少なかったから関係ないはず…どうやら購入時よりも頭周りが大きくなっていたらしい。
家族は「勉強したものが詰まっているのよ!」と笑っていたが、広がるよりも濃縮された方がうれしかったなあ。。この時のパンチはかなり大きかった。

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1番困るのは、やはり帽子の選択肢が狭まること。
今はしまむらのニットキャスケットをかぶっている。締め付けることもなく、暖かい。さらに洗える。万々歳だ。
問題は夏。日焼けが苦手だからかぶりたいのに、入る帽子が見つからない。2年ほど前に買ったRope Picnicの折りたたみ麦わら帽一択である。そしてこれも微妙にきつい。結局、身軽さをあきらめて日傘に手をのばしてしまう。

コンプレックスは生かしなさいとはたまに聞く。
舞台に立つ人だったら顔が大きいのは目立っていいのよ、と言われたこともある。でもわたしは舞台人ではない。
残念ながら今はまだ、生かす機会は見つからないでいる。

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