母は毒親だったのか(7)
↑ご興味のある方は最初からどうぞ ↓下は前回のものです
前回の病気の時の母のひとことは、私の心をえぐるものだったんだなと改めて感じました。実際にこの時以来、母との距離感は遠のいてしまった。というより、母には胸の内を話せなくなった‥というのが正直なところで。
実は、自律神経の乱れから倒れて入院した時も、母からは似たような言葉を投げつけられていたことを思い出しました。
「お母さんの子が、そんな弱い子やったやなんて信じられへんわ。」
今振り返ると、私は母に弱いところを見せられなかった。だから、常に母の前ではいい子でいたし、高校卒業したらすぐに就職して、家にお金も入れて‥。
いつも心のどこかで、母に褒められたかった。
だから、母の前で、一生懸命取り繕っていた。
お母さん、私は弱い娘でした‥。
今ならさらけ出してそう言えるけど、伝えたい相手はもうこの世にいないのです。