母は毒親だったのか(9)
↑ご興味のある方は最初からどうぞ ↓下は前回のものです
(一応)両親の許可を得て、彼(夫)と晴れてお付き合いするようになったわたし。
遠距離恋愛だったので、会えるのは月に1度程度。
それでも、門限は相変わらず夜の23時。私が東京へ出向く時も1泊のみ。東京からは逐一報告する‥など、30歳を目前にした私にとっては窮屈なものでした‥。
それでも彼は何一つ文句を言わず、「お母さんの言うことを守りなさい」と言ってくれて、寄り添ってくれる人でした。
数ヶ月に1度、東京へ1泊することはなんとか許してもらえたけど、旅行に行きたいと正直に話すと、母にものすごい剣幕で怒られ‥、その場で泣きながら親戚中に電話されるということもあったな、そういえば‥。
親戚のおじさんたちも、「もういい年なんだし、結婚する相手なんだから」と母をなだめてくれていたけど、あの時の母は情緒不安定で、
「あんたは私の言うことをちっとも聞かない」
「家のこと何もできないくせに、嫁にいけるのか」
などなど、口を開けばいろんなこと言われたな‥(遠い目)