【ゆるてつメモ】2024.07.10「良いネタバレってどんなもの? 悪いネタバレってどんなもの?」(byゆーへー)
【テーマ】ネタバレ
【問いだし】
①どんな「ネタ」で、
どこまでの「バレ」なら許せる?
②良いネタバレってどんなもの?
悪いネタバレってどんなもの?
③この作品だけは絶対
ネタバレ無しで楽しんで欲しい
という話をネタバレ無しで。
④「ネタバレ」と聞いて、
どの範囲までを対象として思い浮かびますか?
(作品などに対してのみ?
その他の実生活に及ぶ内容もネタバレ?)
⑤ネタバレした状態で作品を見ることは、
純粋に楽しめてると言えるのか(伝えるの難しい)
【哲学対話】
・すごく有名な話なら、
ネタバレしてもいいだろうと思う。
(スターウォーズなど)
それでも、悪役と主人公の関係など、
見ている人を驚かせるための要素を
あえてネタバレすることは
やはり良くない気がする。
そのようなネタバレには、悪意を感じる。
・悪意もそうだけど、
ネタバレによって作品の価値自体を
下げるようなネタバレは、
悪いネタバレだと思う。
そのネタバレを知ることで
より作品を見たくなるなら、
それは良いネタバレな気がする。
・自分としては、
難解な作品や、
途中のシナリオでしんどい時、
ネタバレで見通しを持ったり、
自分の心を守ることができると思う。
・ネタバレによって、
怖がらずに安心して見ることが
できることがある。
人によっては、
自分が必要とするネタバレも
知りたくないと思うかも。
良いネタバレ・悪いネタバレは
人によって、何を知りたくて
何を知りたくないかによって
変わると思う。
・ネタバレしてもしなくても、
その作品を楽しむことはできると思う。
ネタバレしなくても、
自分のフィルターを通して作品に触れる以上、
完全に予備知識のない純粋な状態は不可能?
自分が楽しめるかどうかが重要で、
ネタバレ自体に良いも悪いも
ないのではないか。
・どうしてもネタバレしたくない作品は
自分の中である。(進撃の巨人)
安心のためにはネタバレ必要だけど、
つらさを主人公たちと共有したい
と考えている。
・作者の思惑通りに楽しむことが
大事だと思うので、ネタバレに
罪悪感を感じていた。
一回目でしか楽しめない楽しみ方
を楽しみたい(守りたい)
・絶対にネタバレしたくない作品など
ありますか?
・自分からのネタバレは「リサーチ」
だと感じていた。
他人に勝手にされるのが「ネタバレ」
だと感じる。
・自分が見始めてしまった作品は
他人に何も言われたくない。
・ネタバレされることで、
作品を見る自分のフィルターに加えて
他者のフィルターを挟むのが嫌なのかも。
・作品以外で「ネタバレ」という言葉を
使うことがありますか?
・本当に面白い作品は、
ネタバレしていても面白いと思う。
2回目でようやく楽しめる楽しみ方を、
ネタバレで一回目から楽しめる
と考えることもできる。
・ゲームでも、体験版や他人の実況で
やった気になってしまうが、
自分で本編をやってみないと
面白いかどうかはわからない。
本編の魅力不足を、
ネタバレで補っている作品も
あるかもしれない
・作品以外のネタバレについて考えていた。
絵画を見るときも予備知識を入れずに
感覚的に楽しみたいと考えている。
それが完全に純粋な感覚ではない
とも思うが、そこに他者のフィルターを
介するのは避けたい。
・怖いものはネタバレしてても
怖いので無理。
・起承転結のある作品、以外のもので
「ネタバレ」といえるようなものはある?
・中学生の時に、違うクラスの友達から、
友達が先に受けた面白い授業の内容を
教えられたのは「ネタバレ」だと思う。
・サンタを信じている子供に、
「サンタは親だよ」というのは
ネタバレか?
そのほか、AIなどのテクノロジーに
夢を抱いている人に、
その現実的な仕組みや現状を伝えること
はネタバレ?
・サンタについてはどのようにバレていくか、
バラしていくかは、よく考えていきたい。
誕生日のサプライズをばらしてしまうのは
いかがなものかと思う。
高齢者へのサプライズは、
安全のためにネタバレしたほうが良いかも。
・自分の行く旅行先などのマイナス情報などは
ネタバレになる?でも、作品などのように
事前に決まっているストーリーを伝えること
と比較して、日常生活でのネタはあくまで
個人の感想であって、事実ではない。
日常生活のネタは未知だと思う。
それでも、ネタバレされたとしても、
ネタバレした人の語るネタを鵜呑みにせず、
それ以外の面白さを見つけてやる、
と思ってみたい。
・作品以外については究極、
ネタバレはできない気がする。
どこまで言っても、
「それはあなたの意見ですよね」
となる。
ネタバレが嫌なのはネタバレの内容より、
ネタバレする人物の視野の狭さや考えの
浅さがムカつくのかもしれない。
・誰かに紹介したい、おすすめしたい時は
良さを伝えなければ読んでもらえないけど、
どこまで伝えるのはオーケーなのか。
超おすすめな作品ほど、
内容をあまり言いたくないと思う。
・本紹介に関しては、帯、裏表紙、+α
に留めている。本屋の紹介より
ほんの一歩踏み込んだ紹介をしている。
作品をけなすことはいけない、
作者へのリスペクトのためにも。
ネタバレの基準として、
その作品のファンが
どれだけ作品を愛しているかを考える。
・インスタの投稿だと、自分の記録として
感想を書いているのでネタバレもしている。
読んでほしい時は対面で熱く語るほうが良い。
・「ネタバレ厳禁」のように、伏線回収や
どんでん返し、あっと驚くトリックだけに
重きを置いているような作品は、
個人的にはネタバレだけで済ませたい時
もある。
ネタバレで満足できる作品は、
そもそも時間をかけてまで見る価値は
あまりないと思っているところもある。
その作品に時間を費やすよりも、
現実の、ネタバレ不可能な自分の人生を
楽しむことの方により時間を使う方が
良いかもしれない。
ネタバレしても面白い作品は面白い。
できたらそんな作品にだけ、
自分の時間を使いたい。
【感想】
・自分はすごくネタバレを見るタイプ。
怖いものや刺激に弱いため。
友人や彼氏とそんな作品を見るために
ネタバレをしている。
皆さんの話で自分のネタバレについて
考えることができた。
・ネタバレの種類にもいろんな種類があると
感じた。
ネタバレされていない作品は
あまりないのかもしれない。
広告のなかった「君たちはどう生きるか」が
話題になったのは、それだけ世の中に
ネタバレがあふれているからだと思う。
・ネタバレも、何をするかよりも
誰がするか、かもしれない。
嫌な人のフィルターがかかるのが
嫌なんだと腑に落ちた。
初参加で楽しかった。
・「君たちはどう生きるか」に
自分は関心を持てなかった。
どのようにネタバレするかという、
ネタバレのセンスのようなものも
あると思った。
・普段考えないことだったので面白かった。
ネタバレされても面白い作品にたくさん
触れたいと思った。
ネタバレされてもいい作品、いい人
というものがあると感じた。
・作品に限らず、ネタバレにもいろいろあると
改めて感じた。
ミステリなどのネタ以外のベクトルで
作品を味わうこともできるのだと
改めて感じた。