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【ゆるてつメモ】2024.06.19「見た目で人を判断することは良くない?良くないなら、ほかの何で判断する方が良い?」(byゆーへー)

【テーマ】見た目【問出し】

①見た目で人を判断することは良くない?
 良くないなら、ほかの何で判断する方が良い?

②見た目の良さってどのくらい求めるべき?
 見た目が良いことの利点、ルッキズム的視点
 のバランス

③見た目が好きな物はありますか?

④清潔感って何だろう?
 清潔感が大事だといわれるのはなぜ?

⑤整形はあり?なし?

【哲学対話】

・良くなくはないと思う。
 ある程度は仕方がない。
 就職面接や友達の紹介など、
 何のための判断かにもよるかもしれない。

・仕方がないとは思うけど、
 どこまで見た目だけで判断するのか?
 ある程度は見た目以外の部分で
 判断する必要がある?
 面接で「100見た目判断」は良くない。

・どういう場面で「ルッキズム」の弊害が
 語られるのか?
 就職面接や職場でのコミュニケーションなど、
 仕事の能力で評価するべきとされている
 状況で、見た目での贔屓や差別が目立つと
 問題になる?

・見た目で判断しちゃいけないのは、
 「仕事」の時。
 プライベートでは、
 見た目で判断するのはもったいないけど、
 しょうがないのかなと思う。

・見た目は遺伝の影響が大きくて、
 自分で変えられない部分であるからこそ、
 見た目で判断するのは平等ではない、
 と考えられるのかもしれない。

・ルッキズムが行き過ぎると、
 健康被害が起きると思う。
 自己肯定感が下がったり、
 ガリガリになって被害が出るのでは?
 見た目で判断することが強まると、
 多くの人が生きづらくなると思う。

・見た目以外にも自分で変えられないものは
 あるのに、なぜ「見た目」での判断が
 問題視されやすいのか?
 「お金持ち」かどうかも、判断基準としては、
 自分の努力以外の環境要因などで決まる。
 「見た目」も「お金」も分かりやすいため、
 そのものさし一つで評価されやすくなり、
 ものさしが限定されてしまうことで、
 生きづらさを感じる人が増えるのでは?

・ものさしが一つしかなくなるのが
 しんどくなる原因かもしれない。
 物差しひとつの方がわかりやすいため、
 見た目に偏るルッキズムが生じてしまうのか?
 じゃあどうしていけばいいのか?は難しい。
 自分は、ルッキズムは良くないと思うけど、
 とてもルッキズムに縛られている。
 どうしてだろう?

・今の日本に生きている人は、
 脱毛やダイエットなど、
 見た目に関する広告を日常で見続けている。
 そのため「見た目が良いほうが良い」という
 価値観が強められ、
 それによって見た目の良い人が増え、
 さらにその価値観が強化されていると思う。
 まずは、「ルッキズム」という考えが
 あることを知ることが重要だと思う。

・見た目の評価の中で許容されやすいものとして
 「清潔感」というものがある。
 この「清潔感」も、どこまで必要なのだろう?

・清潔感の上限下限は難しい。
 清潔感の評価は「減点方式」かもしれない。
 服装・髪型・ひげ・垢などで、
 ある一定ラインの減点数を超えると
 「清潔感がない」と判断される。
 ただ、あくまで清潔「感」は「っぽさ」
 だと思う。
 清潔感がなぜ大事なの?

・ある程度は見た目で判断されるために、
 清潔感でも評価されてしまう。
 また、清潔感があることで、
 「ちゃんとした人」に見えるから、
 清潔感は大事なのだと思う。
 でも、どこまでやれば
 「ちゃんとした人」になるのか?
 男性だと、よれよれのシャツを着ない、
 髪を整える、ひげを剃る、
 いいスーツを着る、など。
 初対面の第一印象において、
 「清潔感」が大事になると思う。

・清潔感以外にも、
 見た目に関するエピソードはありますか?

・自分は身長が比較的高いことで、
 他人を委縮させたり、
 落ち着いてみられることがある。
 相手の自分に対する見た目の印象から、
 その人とのコミュニケーションも
 影響を受ける。
 話す相手に関するいろんな情報から、
 その都度相手のイメージを構築しながら
 話していて、その上で、
 見た目の情報は大きな影響力を持つと思う。

・自分はすごく小さい。
 かなり小柄なので舐められる。
 子どもっぽくみられているように感じる。
 話した後で、「しっかりしてるね」
 「大人だね」とよく言われる。

・最近転職して髪色が自由になり、明るくした。
 黒髪の時は変な人に絡まれることがあったけど
 金髪になってからそれがなくなった。

・自分がルッキズムにとらわれる
 きっかけとして、
 大学時代の夜職の時代に、
 20歳なのに「18歳」という設定に
 されたことがあった。
 自分の印象がどのように決まるのかという点は
 興味深かったけれど、
 見た目の競争社会の業界では
 それがつらかった。

・アトピーは見た目に出るのでとても気になる。
 アトピーの加減によって
 上がり下がりが激しい。
 見た目は努力ではない。
 見た目だけでちやほやされていた
 時期もあったが、ある程度の年齢になるまで、
 見た目だけで判断されることの無力感を
 感じづらい。
 見た目でちやほやされなくなったときに、
 「自分には何もない」と感じてしまう。
 見た目で競争する社会では、
 遺伝的な見た目だけでなく、
 頭の良さなどのほかの要素も
 重要になってくる。

・人に心を開くうえでも、
 見た目は大きいと思う。
 話せばわかるというけれど、
 それでも「見た目」の要素は大きい。

・自分は他人を見た目で判断しないように
 しているが、自分が見られることは
 とても気にしてしまう。

・見た目はすごく大事だけれど、
 あくまで「入口」でしかないのかもしれない。

・見た目が良いことって、結局何が良いのか?
 どんなところが良いのか?
 逆に、どんなところなら、
 見た目で判断されないのか?

・見た目はほかの情報に比べて
 「早い」かもしれない?
 視覚以外の五感情報や、
 相手との会話から作られるイメージよりも、
 何よりも早く先行して相手のイメージに関わる
 のが見た目なのかもしれない。

・猫を飼うときに、
 一匹目は選択肢のない状況で、
 二匹目はほかにも選択肢がある中で、
 見た目で選んだ。
 見た目の利点としては、
 好条件で選んでもらえる点。
 ただ、後から見た目以外の要素が見えてくる。
 猫の場合は、後からやっぱり飼わない、
 はできないが、
 人間の場合は、後から見た目以外の要素で
 関係性が終わることもある。

【感想】

・自分がルッキズムにとらわれているので、
 もともとの関心が高かった。
 なので、今回参加できてよかった。
 少し楽になった部分もある。
 上手く話せなかったと感じたが、
 すごく楽しかった。

・自分もすごく見た目にとらわれている。
 他人に不快な思いをさせたくない、
 というとらわれがある。
 見た目は短期的ではある。
 それを続けていくこともできるが、
 見た目以外の喜びもあると思う。
 若いときはとらわれてもいい。
 嫌な思いをしなければ。

・すごく楽しかった。
 見た目に関する話は、
 特に同性間で話すときは
 下世話な感じになるが、
 今日は丁寧に考えながら
 話すことができてよかった。
 いい経験になった。

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