やりたいことをってなんだっけ?その1

そもそも自分自身を見つめ直すきっかけとなったこと出来事。とてもイキイキとやりたいことをやり続けている人を見て、例え仕事で疲れていても、プライベートの何かを少し犠牲にしても、とにかくやりたいことというものがあるということは、この上なく幸せなのではないかと思ったのです。

それを話してみると、そんなに構えなくてもやったら良いのにと言われたのですが、やりたいことなんて思い浮かばないのです。

子どもが産まれた時、私はまだ大学院生で、産休育休という制度を使える立場ではなかった。産休に該当する期間だけはお休みをもらったけれど、生後2ヶ月からは無認可保育園に子どもを預け(大学院生なので、勤務証明も出して貰えず、認可保育園に入れるはずもなかったので…(涙))外来を再開した。

結構、なかなか壮絶でした。毎日生きてるのがやっと。家事と育児だけでも精一杯なのに、そこに仕事。そしてなんと論文を書かないといけない立場。

ちゃんと大学院卒業してから子ども作れって思われそうですが、子どもってそんなこと考えてたら産めないです、少なくとも私は。どのタイミングだって苦しいし誰かにしわ寄せいくし。

この頃の記憶はあまりないです。朦朧としながら論文書いてたような。子どもの成長を楽しむ余裕もなく、1分でも長く眠っていてくれるようにと願うばかりだったような。

というわけで、やりたいことは自然と封印されたのだと思います…多分。

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