捨てられないは遺伝するのか①(自分の実家を振り返る)
皆さんのご実家って、どんな感じでしょう??
長女が自分の部屋を欲しがるようになり、コロナ自粛中に一部屋長女の部屋にすることに。
そんな時ふと『片付けができる子・できない子』って、本人のもともとの性格なのか、育ちや環境によって作られていくのか、どういう風に分かれていくのか気になって仕方なくなってきた。
私のせいで片付けられない女子になったらどうしようかと…(笑)
なのでとりあえず自分がどうだったか思い出してみよう。
実家のことをよく思い出してみた
今思えば私の実家は私が小さな頃からとても物が少ない家だったみたい。
そんなことに薄々気づいたのは、お年頃になって友達の家に遊びに行ったりお泊りするようになってから。
『食卓の上にふりかけとか調味料とかがすんごくいっぱいある…』
『何人家族なんだろうか。洗面に歯ブラシや洗髪料などがギッシリ並んでいる…人数以上にありそう…』
そんな光景を目の当たりにしてから、『あっ、うちの家って物が少なかったんだ!』ということに気付く。
片付けが必要ないくらい、その時に完結させる母
私が小さな頃から、そして今も母はこれをサラリと実行している。
・使ったら元に戻す
・要らないものはすぐ捨てる
自然に片付けができる人。
母が探しものをしている姿をほとんど見たことがない。
テレビを見ながらその辺をコロコロしている。
そして私たちがおやつを食べているときも、食べながら喋りながらお菓子のパッケージを小さくハサミでチョキチョキしてゴミ箱にポイ。
宅配物が届いたり買い物した後もすぐに開封してタグを捨てたり、包装は使えそうなものだけをきちんと畳んであとは処分。
食卓の上には何もないことが多い。あってもその日の新聞とか、祖母のお薬ケースのみ。
食べた後にはすぐ片付けて、そのままにしておくということがない。
それが当たり前の家に私はいた。
改めて書いてみると『す、すんごいよ…私のお母さん!』
なぜこの素晴らしさが私に遺伝しなかったのか…
私が物に囲まれてると感じたのはいつ頃からか
自分の部屋ができた小学4年生頃。
ベットが上でその下にタンスや本棚、横に机が一体化しているような家具(わかります!?)を置いてもらって喜んでいた日が懐かしい。
当時小学生がよくしていたお誕生日会では、プレゼント交換したり、子ども会のような集まりなんかも多くて、キャラクター鉛筆や消しゴム・ノート・ハンカチやヘアゴムなど、私はコマゴマとしたものを集めるのが楽しみだった。
もらった時の袋やリボン、サンリオについてきたあの小さなオマケとか(なつかしい!!)、そういうのも保管するのが好きで…
普段から簡単に物を買ってくれる家庭ではなかったけど、『買って買って〜!』と駄々をこねた記憶もあんまりない。
でも自分の部屋ができたことで、自分のモノが増えていくのが嬉しかった。
あぁもうこれくらいから物が増え始めている…
学生時代はどうだったのか
中学・高校時代は部活に明け暮れていたけれど、幼稚園の先生を目指していて相変わらず手作りが好き。
なんなら道具もいろんな種類をコレクションしたくなるというか、【毎月違うパターンが届く】という通販にハマってしまう。
お小遣いで毎月届く雑貨を楽しみにしていたなぁ…
・物づくりが好きで、箱やリボンや包装紙を集める
・道具が好き
・カタチから入るタイプ
小さな頃から手作りが好きで、手作りキットとかすぐに欲しくなる。
今までハマったものは、編み物、消しゴムハンコ、スタンプ作り、プリントごっこ(これまたなつかし!!)、レジン作り(UVライトまで買ってしまった)、スクラップブッキング…
書いてるだけで恐ろしい。溜まる系。
道具好き&カタチから入るタイプだし、上記の物は材料をストックしてしまうことが多いし使い切ることがほとんどない。
物が増えるような趣味ばっかり…
授業中には友達と手紙を回すため、いろんなメモ帳やかわいい文房具を集めてた。
現代っ子も手紙とか回すのかな…紙をハートに折ったりちっちゃくして『◯◯ちゃんに渡して♡』とか言ってたな…
今の子はLINEとかでやりとりか(笑)
書きながら怖い怖い。時代は変わるなぁ。
働き始めると買い物がストレス解消・楽しみになる
就職してお給料をもらうようになってから。
毎日忙しいけど実家暮らしで、お金を使うといえば友達との遊びやご飯、あとは買い物!
服も買ってたけど1番買ったのは雑貨系…
四畳半の部屋にベットとカラボ・ハンガーラック、そして小さいちゃぶ台くらいの机を置いたがために下にラグを敷いて、さらにはアジアンテイストの小物にハマり、お香とかよくわからない置き物とか、いつ点灯する?っていうような置き照明とか…今思えば埃かぶるしかないのに(T-T)
『買うのが楽しみ』『雑貨が増えていくのが楽しみ』
特に欲しい物はないけどウロウロ買い物に出かけて『かわいい♡』と思った物を買う。そんな生活でしたねぇ…
夢だった幼稚園の先生になり、『この廃材は保育に使えるかも♪』と収集が止まらない。
そんなこんなであっという間にモノが増えたのでした。
決して部屋は散らかっている感じではないんだけど、とにかく物が多い、空間がない!
こうして過去を振り返ると、キレイ好きな母の元に生まれてスッキリとした家で暮らしていても、いつのまにか私は身の回りに物に溢れた生活をしていたんだ。
思い出してnoteに書き出すと、いろんなことが見えてきた。
・とりあえずうちの母はすごい!!
・スッキリした家育ちでも子どもがそうなるとは限らない。
・物は増え出したら一瞬…場所を占領する!
次回は結婚してからのことを振り返り。
過去を振り返るとこれからどうしていきたいかが、より鮮明になる気がしてきた…!
結婚を通して、実家によってこんなに違うのね!と衝撃を受けたことを綴ります。
結婚って2人だけの問題ではなく家と家の問題だってよく言うけどほんとそう。うん。ほんとに(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました^^