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久しぶりに「進路」について言語化してみた

そろそろ就活について本格的に考えなければならない時期が迫ってきた。5年後、10年後どうなっていたいのか?やりたいことは何なのか?考え続けることはとても苦しい。だってずっと考え続けてきたのに答えが出ていないのに、今更急に明確な答えが出るわけないのだから。

「進路」という途方もなく大きな問題に初めてぶち当たったのはいつだろう、と思い返す。きっと中学受験の勉強を始めた小5くらいなんだと思う。その頃は親から医者になることを進められていた。金銭的に安定だし、一度医学部に入ってしまえば「国家試験合格」に向かって進めばいいのだから路頭に迷うこともない。私の性格的にも向いてそう。そう言っていた親の言葉が今ならとても理解できる。

でも私はその道を選ばなかった。(能力的に選べなかった、ということももちろんあるんだけれど。)当時の私はレールがひかれている想像可能な未来に足を踏み入れるのが嫌だった。どこの学部でもいいから大学に入って、専攻とは関係ない経験をいろいろした上で自分の道を決めたいと思っていた。

そして実際にそうした。工学部に入ったけれど特別興味があったわけではなかったので勉強は卒なくこなしつつ、動画やデザインやイベント運営を経験してみた。全部楽しかったし大変なこともあった。これで生きていきたい!というものには出会えなかった。たぶん、全部が全部中途半端だったのだと思う。

というわけで、私はまた宙ぶらりんな私に戻った。大学入学前の精神的に辛い時期が再び到来している。浪人してでも医学部を目指して入れたなら、こんな気持ちを味わうことはなかったのかもしれない。でも、それもあくまで~ならばという仮定の話で今頃蒸し返す話ではないのだろう。それに、こんなに辛いのに不思議と過去の自分に後悔はない。良くも悪くも、想像してた未来と違った現在を生きていることを楽しんでいるのかもしれない。

ならば、何に対して私は辛いと思っているのか?考えてみた。
たぶん、「こうなってほしくない」「こうなってほしい」という周りの期待に沿えられるほどの能力だったりその他もろもろが足りないから、その事実に対する申し訳なさが自分を辛くさせているのだと思う。そもそも周りからの期待をはねのけられるほど自分に熱があれば心配をかけることもないのだろうけど熱中できることもない、それも辛い。という負のループが続いている気がする。

うん、悩みを言語化したところで何も解決していないけれど、悩みの解像度は上がった気がする。感想やアドバイスあればコメントいただけると嬉しいです…!




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