サカナクション MUSIC

流れ流れ
鳥は遠くの岩が 懐かしくなるのか
高く空を飛んだ
誰も知らない
知らない街を見下ろし 鳥は何を思うか
淋しい僕と同じだろうか
離ればなれ
鳥は群(む)れの仲間が 懐かしくなるのか
高い声で鳴いた
何も言わない
言わない街は静かに
それを聴いていたんだ
弱い僕と同じだろうか
痛みや傷や嘘に慣れた僕らの言葉は
疲れた川面(かわも) 浮(う)かび流れ
君が住む町で
消えた
消えた
(カワハナガレル)
消えた
(マダミエテナイ マダミエテナイ)
消えた
消えた
(カワハナガレル)
消えた
(マダミエナイ マダミエナイカラ)
濡れたままの髪で僕は眠りたい
脱ぎ捨てられた服
昨日のままだった
何も言わない
言わない部屋の壁に それは寄りかかって
だらしない僕を見ているようだ
痛みや傷や嘘に慣れた僕の独り言
疲れた夜と並び吹く風 君の頬へ
触れた
触れた
(ヨルハナガレル)
触れた
(ナイテハイナイ ナイテハイナイ)
触れた
触れた
(ヨルハナガレル)
君が
(ナイテイタ ナイテイタカラ)
振り返った季節に立って
思い出せなくて嫌になって
流れ流れてた鳥だって
街で鳴いてたろ
鳴いてたろ
過ぎ去った季節を待って
思い出せなくて嫌になって
離ればなれから飛び立って
鳥も鳴いてたろ
鳴いてたろ
いつだって僕らを待ってる
疲れた痛みや傷だって
変わらないままの夜だって
歌い続けるよ
続けるよ
いつだって僕らを待ってる
まだ見えないままただ待ってる
だらしなくて弱い僕だって
歌い続けるよ
続けるよ


わたしは、山口さんの詩の中に、
いろいろな自分の感情や思い出を重ねてみることがあり、
ぐっとくるのです(´▽`*)

痛みや傷やウソになれた僕は独り言

消えた
まだ見えないから

なにも言わない部屋の壁に

泣いてたの

過ぎ去った季節になって

離れ離れになって

いつだって僕らを待ってる
まだ見えないままただ待ってる
だらしなくて弱い僕だって
歌い続けるよ
続けるよ

・・・🎶
このうたは、わたしが、こどものころ父が断酒生活を
懸命にしていたころのことを思い出します。

それは、小学校高学年、土曜日の夜のことでした。
今で言う、孤食。
ですが、わたしは、店屋物を楽しんで注文して、
ひとりで食べることを楽しく思っていました。
確か、中学生になると、両親の断酒会の参加も少なくなり、
約3年間ぐらい続いたと記憶しています。

両親は自分たちの在り方を立て直すのに必死な時期でした。
なので、わたしは、さみしいと思うことを全面に出すということはなく、
頑張っているので、わたしも自分なりにやろうと思っていました。

泣いてたの
というフレーズ
泣いてはいないですが、
どこか泣いているようなさみしい氣持ちよりも
我慢するというところがあったと思います。

でも、その我慢は、中学生のころに両親が家にいる時間が増えてきて、
今更家にいるなんて!と、小学生のころ、自分なりにやろうと思って、
孤食で、さみしかったんだという思いをぶつけたことを覚えています。

というように、過去の自分をどう見るか。
サカナクションの音楽では、よくじぶんを見つめるきっかけをもらっています。

わたしは、所謂、家庭機能不全だったかもしれないですが、
親ができない面を多くの斜めの関係の方に支えてもらっていたと思います。

何かが足りなくても補える。
この辛さ、どうにかしたい ☞それ、どうにかなるよ(^^)/

そんな役が果たせたらいいなぁ

と思います🎶

NO MUSIC NO LIFE ✨✨✨

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