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2月6日第4週シェア会「本来の自分」noteを書いてアップする理由

※ここに書いているのは、アーティストウェイ1に取り組むことでわたしが感じたことや理解、仲間とのやりとりなど、個人的なものです。

第4週シェア会

実は、わたしは「創造性を回復するコース」のアーティスト・ウェイに、なにか教科書的な導きを期待して、課題やエクササイズに法則はないものか、これさえ知っていたら課題に取り組むのが楽になるような、目次以外の作者の意図のようなものがないだろうかと、ずっと探していた。

第1週で文中のエクササイズと章末の課題が連動しているのを見つけた時、
これからは、この枠組みにあてはめて進めていけばいいじゃん、と期待した。
事例が多く、あちこちにイメージが飛ぶジュリアの文章で迷子にならずに意図を掴みたくて一生懸命だった。
どの章を読んでも、そんな法則があればもっと楽にプロセスが進むんじゃないか。挫折してフェイドアウトすることも減るのじゃないか。
そして、毎週アップしているnoteの記事を、今より早く書けるようになるんじゃないか。
なんてことを期待していた。

だけど、2週め3週めにはそのやり方はあてはまらなかった。
このことを話してみたら、ひとりのメンバーが自分も「方程式」を探していたと話してくれた。
そこから、この本がただのテキストではなくて、まるで一つの大河のような物語であることに話が及んだ。
「だって、ジュリアが何十年もかけて創り上げてきたものを、そんな短期間で読み解けるわけがない」
メンバーの言葉に深くうなづきながら、別のところに湧いてきたものもあった。
この本はジュリアの人生そのもので、ジュリアが出会った愛する人たちの物語だ。
そして、ジュリアがそうやって人生を紡いでいた時間、わたしたちも別の場所で自分を生きていた。
ひとりひとり自分の人生に向き合って、ここに集まっている。
ジュリアはジュリアの人生を語り、私たちは私たちの人生をシェアする。
ジュリアに答えを求めて見上げているのじゃなかった。
ここにいっしょにいる、そのきっかけを与えてくれた本の作者であるジュリアへの感謝が溢れる。

ひとりひとりそれぞれの人生の創造性を回復することに、たったひとつの方程式はない。
だけども、この重層的なテキストの底に、それぞれの創造性へと必ず導いてくれるふわっとした流れも感じる。
それを「方程式」と呼んだっていい。
①エクササイズと課題を方程式とするなら、その取り組み方や答えはひとりひとり全部違う。
②そこからもたらされるものは、たとえばジュリアが友達になった黒い猫やおばあちゃんからの手紙の束に表現されるような、ひとりひとり全部違うものだ。
アーティスト・ウェイにおける方程式は、ふわっとしていて掴み所がないけど、確実に答えをくれるのだと思う。
それが、
③その先に現れる自分の変化。
ある日氣が付く、変化した自分。
「え?こんなこと、今まで言ったことなかった」「これ、本当にわたしが書いたの?」それはもう、なんて楽しみな発見だろうか。

この週で取り戻す「本来の自分」。
「今までと同じ自分は通用しない」と言うと不安だけど、そうではなくて、1〜4週までに体験したことで変化した自分に、今までの自分の物の見方が炙り出されて消えてゆくのじゃないか。
変わったからこそ見えてくる「今までの自分」への違和感が変化の証で、ある日「あれ?こんなことわたしが言ってる」と、新しい自分に氣付く。
そういう嬉しい変化に感動しても、すぐに忘れて元の思考回路に戻った時、「いや、そうじゃない!わたしの體験はここに書いてある!」と思い出すために、なにも変わってないじゃないかと自分を責めるエゴに見せる動かぬ証拠として、noteの記事を書いている。










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