【ゆるり暮】柱時計
(2020/8/19)
棚経に来てくれはったお住職さんが柱時計を見て、「昔、うちの家もゼンマイ時計でした。懐かしいねぇ」
久しぶりに訪ねて来てくれた知人も柱時計を見て、「うちの実家も巻上げ式やったわ~」
ひろっ!さんの生まれた和歌山の実家も100年以上たつ古家で(今はもうないけれど)、ゼンマイ式の振り子時計。ネジを巻くのは父親の役目で、学生卒業の頃、その時計は狂いっぱなしで、初任給で家に買って帰ったのは、電池式の巻かない時計。
そんな記憶があってか、修繕後の家に新調したのはレトロ調の柱時計。ゼンマイの穴はあるし、振り子もついているけれど、電池が切れるまで巻かなくても止まらないし、振り子も止まらない。
チクタクチクタク、ボーンボーンもいわないニセモノちゃんだけれど、見た人がそんな思い出を話してくれてウレシかった。