【ゆるり暮】笑藁納豆
(2020/7/7)
笑藁納豆。大分の耶馬渓に住む木工家の中島さんがおみやげに持ってきてくれはった。大粒で柔らかくて、あの納豆の匂いがあんまりしない。
納豆を初めて食べたのは二十歳頃。九州から京都に来ていたクラスメートと一緒に下宿で課題をしてた時。彼女が「納豆食べられる?」と聞いたので、食べたことはなかったけれど「食べられる」と答えて、生まれて初めての納豆経験。こんな食べ物があるんだとびっくりしたけれど、キライな味ではなかった。実家の和歌山では郷土料理の馴れ寿司(腐り寿司という人もいたっけ)という発酵食品で育ったし。
今はCOOPの宅配の納豆を食べているけれど、こんなに優しい味の納豆は初めてかも。耶馬渓で育った農薬・化学肥料不使用大豆を地下水で蒸して、稲藁に包んで杉室でゆくり仕込むなんていう育ち方も、美味いやん、という気持ちにプラスされてるんやろうなぁ。