本当に子供が欲しいのか?
前回の記事↓
こちらでも書いたように、妊活は30歳過ぎたら始めればいいや〜なんて、のんきなことを考えていた私。
私のようにチョコレート嚢胞を患っていて、しかも手術も2度していると、どうなるかって??
妊娠しづらい体になっている
手術により卵巣の機能が低下してしまうのです。
当時、手術を担当してくださった先生も
早く体外受精に進んだ方がいいよ!
退院して少し落ち着いたらすぐね!
と念を押して言ってくださっていたのに、
『いやいや、私まだ30歳だから😏』
『体外受精なんて自然に反したことは絶対しない!』
という意味不明なことを思い、本気で妊活に取り組みませんでした。
一般不妊治療
術後の経過を診てもらうのと、一応妊活のためにと思い、地元の病院に通い始めます。
そこではタイミング法や人工授精などいわゆる『一般不妊治療』というものをしていました。
体外受精なんてまったく考えていませんでした。その時は、頭の片隅にもなかったと思います。
ステップアップのすすめ
1年くらい通った頃でしょうか。
担当の先生は、眉間に皺を寄せながら
『あなたの状況だと自然妊娠は難しそうだから
早めにステップアップした方がいいよ』
と言いました。
それは体外受精をすすめるという意味でもあります。
ここではその治療は難しいから大きな病院を紹介するとのことで、転院となります。
しかし、私の心の中では
『どうしてタイミングも人工授精もダメなの』
『手術もしたのに結果が出ないってなぜ?』
『絶対に体外受精だけはヤダ』
というまた意味不明な謎の反抗心から、先生の指示を無視してしまいます。
その時は誘発剤や注射などの副作用で卵巣がパンパンに腫れていて、痛くてイライラしていて、こんなに辛いんだったらもういいや!と思っていた頃でした。
まだ保険適用もない時代でしたので、たくさんの諭吉さんたちも飛んでいかれました。笑
これは書こうか迷いましたが、不妊治療経験者の本音として書かせていただきます。
私の通っていたところはお産もしている病院で、
正直お腹の大きい人を見るのが耐えられなかったんです。
病院によっては受付や待合室などすべて分かれているところもありますが、私のところは全て一緒で、近くに妊婦さんや赤ちゃんや子供がいて..
今でこそ大丈夫になりましたが、当時はそれが本当に苦痛で通うだけでメンタル削られてました。
夫にも当たりまくって、家で泣き叫んで、もう何もかも止める!!!と自暴自棄になってしまいました。
名付けるなら、
メンタルズタボロ暗黒時代(笑)
悩んだ末、、不妊治療をいったんお休みすることに。
本当に子供が欲しいのかわからなくなる..
いったんお休みして、不妊治療のプレッシャーから解放された私。
考え方もだいぶ大人になってきたのか、夫婦のカタチや在り方、子供を持つ意味などを考え始めます。
まわりに子持ちの友達が増えて、現実が見えてきたというのもあるかもしれないです。
『私は母になりたいのか』
『子供は本当に欲しいのか』
『世間体にとらわれて、子供が欲しいなどと言ってないか(本心はどこにあるのか)』
『どんな人生を送りたいのか』
本気で考えてた時期です。
出した答えは、
子供はいてもいなくてもどちらでも良い
でした。
どちらの人生になっても幸せであると
自分が決めること
『子供はまだか?』
『どうして子供がいないの?』
『子供がいると幸せだよ』
たくさん色んなこと言われました😔
私の気持ちや経験も知らないで、よくそんなことを言えるなぁ〜と思っていました。
まだ年齢的にも30代前半。
自然に妊娠するかもしれないと少しの希望を持ちながら、不妊治療はせず、のんびり過ごしていくことに決めました。
もう治療は懲り懲り。
体外受精にも積極的になれなかった私。
子供のプレッシャーから解放されて、のんびりと過ごさせてくれた夫にも感謝です。
またまた過去の話が長くなりすぎてしまい、
現在の治療の体験談に辿り着けませーーん。笑
もう少しお付き合いください🙏
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