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【不妊治療記録vol.23】新たな不妊原因

31歳から妊活を始めた私と夫(35)。生理は超順調、生理痛も一切なし、婦人科検診も毎年クリア。そして夫の海外転勤、半年不発だったタイミング法。最初は私が不妊なわけがない!と思っていたけど実は”妊娠しない側”だった私たちの不妊治療記録。

2回目のクリニックへ

 自分でゴナールエフ注射を続けて、2回目の診察に。この日も採血をして、1時間ほど待合室で待っていた。前回来た時より自己注射を経ているので、少しだけ強くなった気がした。
 そして内診室へ呼ばれエコーをし卵胞の大きさをチェックした。驚いたのは、クリニックでタイミング法をした時は左右で1つずつしか卵胞がなかったのに、ゴナールエフを打ったからか左右の卵胞に複数の卵胞が見えたのだ。私はAMHが低かったから卵胞が少なかったけど、普通はもっと見えるものだったのだろうか?
 内診が終わり診察室へ呼ばれると、先生から今日血液検査したホルモン値についての報告があった。

医者「先ほどの採血結果です。」

 紙には見慣れない文字が並んでいた。

FSH:21.97
LH:12.29
P4:0.381
E2:996.3

 全く見たこともない単語だったので、家に帰って調べたところ、
FSH=卵巣にある卵胞が発育している時に出るホルモン
LH=発育して成熟した卵胞にはたらいて排卵させるホルモン
E2(エストラジオール)が高くなると内膜が育ち、P4(プロゲステロン)は受精卵が子宮内膜に着床しやすいように変化させるらしい。
 LHは排卵期以外は通常FSHよりは低く出るようなので、私のこの数字は正常。よく排卵検査薬っていうのがあるが、これはLHホルモンを尿で測るもの。

医者「ホルモン値も特に問題ないですね。このまま卵胞の様子を見ながら採卵日を決定していきましょう」

 何がどう問題ないのかよくわからないが、特に問題がないならよかった。

新たな不妊原因の発覚

医者「ところでこちら前回検査したTh1/2の検査結果です。ゆるりさんの数値は基準値より高いという結果になりました。」

 なんの検査をしているのか知らなかったので、そんな聞いたことのない数値も測ってたんだなと驚いた。ただ先生の言い振りからして、新たな不妊原因であることは明らかであった



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