【不妊治療記録vol.35】(画像あり)念願の移植周期突入
ホルモン療法は病院いらず
夫と話し合い、ホルモン療法での移植を目指すことにした私たち。移植の同意書などを持参し、また一人クリニックへと向かった。
医者「ホルモン周期での移植希望ということでいいですか?」
私「はい。あとSEET法を希望します」
医者「わかりました。では今日からお薬始めます。次は◯日と△日に来院してください。移植は◎日、その10日後血液検査で判定します」
私「え、それだけですか?」
医者「ホルモン周期ですと薬でコントロールするのでほとんど病院に来なくていいんですよ」
自然療法と違い足繁く通う必要はないとはわかっていても、あまりの通院の少なさに驚いてしまった。一時帰国中は病院くらいしか外出の用事がないので、本当はもっと気分転換がてら通院してもいいのだが…。働いている人は事前に通院日が分かるホルモン療法一択だろうなと思った。
新しいお薬
診察が終わると、別の部屋で看護師から薬の説明があった。
看護師「飲み薬以外に、今回からエストラーナテープとウトロゲスタンという膣錠を使用します」
私「なんかこのテープめっちゃ痒いって聞きました」
看護師「成分的に痒くはならないんですが、テープの粘着力でかぶれる方は多いですね。2日に1回張り替えるんですけど、同じ場所に貼ってるとかぶれて痕が残るので、ずらして貼ってください」
私「これって剥がれたら貼り直しですか?」
看護師「粘着力がまだあるなら貼ってて大丈夫です。お風呂とかで剥がれやすいみたいなので気になる方は防水テープを上から貼ってる人もいます」
ネットを検索するとこのエストラーナテープがなかなかの鬼門のようで、お腹がかぶれて大変だという声をよく目にしたのだ。肌は強い方ではあるが、自分に合うか合わないかはわからない。ただこれを貼らないと内膜が育たないので貼るしかない。
地味に辛い?膣錠
看護師「次にこれがウトロゲスタンです。1日3回膣に入れてください」
私「こんな大きいの出てこないですかね??」
看護師「人差し指の第二関節までグイッと入れてください。15分くらいすると外の白い殻はポロポロ膣から出てきますが丸ごと出てくるとかでなければ気にしないでくださいね。」
看護師によればカプセルの中にひまわり油が入っていて膣の温度で溶けて中身が黄体ホルモンとして吸収されるようだ。
移植に向けて新たなスタート
最初の採卵の結果が悪く、そのまま2回目の採卵に入った私。運よく移植に進めること、こうして新しい薬へと進めることが何よりも嬉しかった。1回で絶対妊娠するぞ!妊娠してさっさと夫の元へ帰るぞ!と思いながらこの薬たちを乗り越えていくのであった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?