鬼様のブランチ 「ふたりエッチを読んでいる」
今回の鬼ブラ!
・屋敷で今、あの名作漫画が激アツ。
前回の鬼ブラ!
・俺たちはウーバー配達員になれるか。甲斐性を問われる。
LINEマンガで
あの「ふたりエッチ」を読んでいるのだが……。
どの?
単行本が実に91巻まで出ている、なのに読んでいるという者がまったく名乗りをあげないことでおなじみのあれだ。
新婚夫婦がずっとセックスしている話なのだが、処女だった妻は最初全然ピンと来ておらず、しばらく「夫がメッチャ早い」という話が続き、しかし互いに創意工夫をしつつ、そして53話にして「いまだオーガズムを知らず」ということを妻が告白するのだ。
そのタイトルで、そういう作風で、そこはなんかすごいリアルなのね。
怖くなってきちゃってェ……。
何が?
この「女の開化の遅さ」がリアルならば、女はみんな……演技で……そのさあ……。
まあ、女はみんな演技してるとは思うけど。
それはあんたを喜ばせたくて気を遣ってるんだから、愛を結ぶための努力というもんでしょ。
みんな本当は「チッ、早く終っわんね~かなあ~」と思っているのか……?
そう思ってるのはあんたでしょ。
愛する男と抱き合ってたら、それは幸せ? なんじゃないの?
お前でも疑問形かあ~。
愛か……
「めくるめくセックスをしてくれる男」と「愛」の区別、つかないわよね。
ウウッ………つかない!!
(つかない……)
(つかない……)
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