鬼様のブランチ 「妻よ、浮気心はあるのか」
今回の鬼ブラ!
・ちょっとサァ、俺に気を使わずにホントのとこを教えてよ(シッポをプワプワにしながら)
前回の鬼ブラ!
・それはいつかチョコレートケーキになる心。
本音で頼むよ
ちょっとさあ、ホントのとこを聞いときたいのだが……。
はい、なんでしょうか。
お前って、俺の妻である今でも、女と寝たいと思ったりすんの?
唐突なノンデリだ。
いえ、別に、そういうことを思ったりはしません。
俺のようなジジイでも、エロい広告とかで……不意にオッパイとか見ると……「そういえば居たナァ、ドラゴン」と存在を思い出したりするが。
ああ、そういうシチュエーションなら、まあ。
でも私は、そういう相手がいるわけでもありませんから、ドラゴンが少しあくびをするだけですよ。
……………男とは寝たいと思ったりすんの?
思わないわけではありませんが……。
ウワーッ!! 浮気者!! 許さんからな!!!
思うのも禁止っ!!!
(ホントのとこを聞きたかったのでは……?)
どうせお前なんだ
悪霊退散っ!!
ご挨拶だね。
花が咲いていれば蜂が飛んでくるような、自然現象と同じ話なんだから、いちいち腹を立てられてもな。
チッ。自分をお花の蜜だと思っているのが図々しいが、まあ、お前は無害だからいい。
宣水の首に鈴をつけておきたいよなーッ。
彼は娘に変な気を起こしたりしないさ。
俺だってそう思ってたっつーの!
あいつ言うぞ! こういうことを!!
ああ、そうか……良くないな。
いや、言うか言わないかを考えて、「言う」と選択したんだろうから、周りがどうこう言うことではないか。
どうこう言わなきゃいけないだろ!!
俺の俺の! 俺の女なの!! 触るなっ!!
君がそう言う限り、和泉は浮気をしないと思うよ。
基本はそうだと思うけど
女の寂しさは縛れないっつってね。
君はそうだな。
和泉は性的なことをネガティブにとらえているタイプだから、男が仕掛けなければ貞淑な妻でいるだろう。
いや、だから男が仕掛けるでしょ。あんなに美しい女なんだから。
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逆にたぬきを化かす会が元気いっぱいになります。