タペストリー16 「その十字架、ゴスロリじゃなかったのか!?」
今回の織り方
・『蜂の残した針』14話 の模様について
・右近の善良さについての解……?
・権利というのは「責められないお墨付き」ではない、でも侵害されてはならない
前回の織り方
・中間統括。この糸がようやく縒りあがった。
「無責任な紳士」に責任を取らせた
おおっ…………宣水が女に対して責任を取った。
レアだ。初めて見た。赤飯炊いた方がいいな。
よかった……時月がキメラにならなくて。本当に。
でっっかい隠し事がパッと姿を見せた
で、セフレに優しくする男がもうひとり。
東雲ってそうだよな、沙羅に対してもマイルドだし。
というか東雲は、相手が男でも女でもテキトーに優しい。育ちがいいんだな。まあここは父親が…………右近ってクリスチャンだったのか!?
じゃあ、さらに父親からの継承よね? 右近て。これはもう高山右近から取られているじゃない。
あ、そうか、キリシタン大名の。そういえば自分の名前を気に入っているんだよな、あいつ。茶を習っているのも寄せてたのか?
え~~~、あーっ、じゃあ右近は「父親の信仰を継承するかどうか」がランダムかな? それとも、実はずっとクリスチャンなのか? 言うて「東雲がうっすらそう思っているだけ」だから、別に確定はしてないのだが……。
キリスト教は肉食を禁じないし、確かに隣人を愛するタイプではある。東雲の「育ちの良さ」もそれ系由来なのかもね。
万羽は妹弟子には優しいらしい
万羽って若い女には優しいよな。『蝶』でも『蜂』でも沙羅に親切だし。子供も好きだし。
そうなんだけど、万羽は「好きなものと無関心なものには優しいけど、嫌いなものには厳しい」から、総合して性格が美しいかというと……。
朝露の悪口を言えるという面を持つのは、「心が美しいキャラ」としてはかなり致命的よね。
生きてるんだから、「キャラ」に従事はできないだろ。
あんたってユニコーンのわりに、意外と心の道理をわかっているのよね。だから和泉も惚れるのかしら。
その通りだし、そして朝露も生きているのよ。
そうだな。それは本当に、その通りだ。
万羽は沙羅が好きなんでしょう。過去にも親切にしてやってるし。
従者には経済DVをする女だけど……。
男にもいるよな、友達同士ではいいやつなのに、自分の女にだけ急に厳しいやつ。
宣水が「万羽にだけ厳しい」のもそれ系か?
ん? そう言われるとそうかも。こんなに長期的に万羽の師をやってる宣水を初めて見たから、わからないけど……。
こういうのって本人に聞いたらダメなのか?
一般的な対人論として、「心の中のことについて、必ず答えなければならないように迫る」というのはダメよね。心の中なんて最大のプライバシーなわけだし。
まあ、そうか。
でも召喚。
ありのままのキミでもいいけど査定を下げないとは言ってない
黙秘権というのは、つまり「捜査における拷問を禁じる」ということなのか?
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