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ワサビ棚の水詰まりから学んだ大切な教訓
こんにちは、コカズです。
今回は先日の田舎への帰省で感じた事を書きたいと思います。
みなさんはお寿司などに使うワサビがどのようにできているか知っていますでしょうか?
ワサビは清らかな水で時間をかけて育つ植物です。
山の上流から流れる沢に
石の堤防を築いて棚田をつくり
そこにワサビの苗を植えて育てていくのです。
そんなワサビ栽培をしている実家なのですが
今回ワサビ棚で起きた一つの出来事から、
仕事と人生についての深い気づきを得ることができました。
問題との遭遇
実家に帰省した際、ワサビ棚の灌漑用パイプに問題が発生していることを知りました。
祖母の弟さんが設置したそのパイプは、土砂で詰まってしまい、大切なワサビたちに十分な水が行き渡っていなかったのです。
高齢の祖母の弟さんは、高齢という事でその場に来れなかったので、パイプの入り口を自分達で見つけ出し、詰まりを解消しなければならない状況でした。
試行錯誤の過程
最初は、鍬を使って闇雲に周辺を掘り返していました。しかし、その場当たり的なアプローチでは全く効果が見られず、より頭を使った方法が必要だと気づきました。
成功への7ステップ
解決の過程は、以下のような手順で進めていきました。
1. パイプの出口から長い木を挿入し、詰まりを確認
2. 入り口の位置を特定するため、パイプ入り口周辺の石と砂を慎重に除去
3.パイプが直線であると仮定し、その延長線上を探索
4.水中で手探りによるパイプ口の発見
5.ハンマーによる振動テストで接続確認
6.入り口に入り込んでいた土砂を手で掻き出す
7.出口から長い木を入れて詰まった土砂を掻き出す
こうしてようやく詰まりが解消され、水が行き渡ってなかったワサビ棚ひと区画に流れていくようになりました。
最高に気持ちいい瞬間でした!
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得られた教訓
この経験から、私は重要な気づきを得ました。
すべての仕事の本質は「詰まり」を解消し、
必要なものを循環させること
なんだな、ということ。
ビジネスの世界でも同じことが言えます
- 情報の流れが滞っている箇所を特定する
-行き渡っていないところに必要なものを届ける
- 表面的な対処ではなく、根本的な解決を目指す
終わりに
時として、私たちは問題解決において近道を探そうとします。しかし、このワサビ棚での経験が教えてくれたように、確実な手順を踏んで取り組むことこそが、最も効率的な解決方法なのかもしれません。
その第1歩はまずは
手を動かすこと。
そして、考えること。
青々しい苔にチョロチョロチョロチョロと水が滞りなく流れるようになったワサビ棚を見ながら、
この教訓を深く心に刻み込みました。
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