男性医師の身だしなみについて
ビジネス業界(特に営業職など)では見た目に気を遣っている方が多いと思います。本屋さんのビジネスコーナーに、身だしなみについての書籍をいくつか認める点からも、その風潮は明らかなのかなと感じています。
しかし、僕が勤めている田舎の病院は、非常に残念なことに、そんなものからは程遠い世界です…
というのも、男性医師(おじさん世代)は忙しいということを言い訳にしているのか、マスクの下に髭を生やし放題で、髪の毛もボサボサという方が比較的多い気がします。また匂いのケアもあまりしておらず、知らず知らずのうちに周りを不快にさせていることも…。
ただ、最近の若手は少しずつ見た目にも気を遣っている方も、割合的には増えてきているようにも感じますが、完全に独断と偏見が含まれた意見なので、しっかり気をつけているよ!という方がいらっしゃいましたら、ご無礼をお許しください。
個人的に気をつけていることに関して列挙してみることにします。
⭕️匂い対策として朝シャワー・脇&足デオドラントをしておく
人間は寝ている間にコップ1杯分(350ml)の汗をかくと言われます。
朝に時間の余裕がある方は、寝癖を治すことも兼ねて、朝シャワーを浴びることをお勧めします。
どこまで洗うかは悩ましいところですが、頭皮のことを考えると、朝からシャンプーはしなくてもよいかもしれません。匂いそうな部位(首、脇、股、足)あたりはボディソープを軽く使用しても良いと考えます。
また、シャワー後にデオナチュレのような制汗剤を塗る癖をつけておくと、良いのでは無いでしょうか。病院内は空調がよく効いており、冬でも暑い時がありますし、なんらかの手技を行うときはじんわり汗ばむこともあると思います。
腋臭症の方はもちろん、そうでない方も塗る癖をつけていた方が吉かなと、個人的には思っています。
理由としては、若いうちは無臭に近い状態だとしても、年を重ね加齢臭などが生じるようになった際に、制汗剤をつける習慣がついていれば何の苦労もなく、無意識に周囲へ良い印象を与えられることが挙げられます。
⭕️髭など体毛をしっかり整える
これも最近の若者は行っている方が増えてきています。やはり、よほど外国人風の顔立ちや体格をしているようなタイプ以外は、アジア人には体毛は似合わないように感じます。
マスクをしているとはいえ、髭が濃い人はマスクで覆われてない場所にも髭剃り跡が見えることもあります。髭剃りを毎日行うことによる、肌荒れも大きな問題です。
つまり医療脱毛を行うことがおすすめできます。しかし、時代の背景により、「髭がかっこいい」「胸毛がセクシー」という時代が来る可能性も捨てきれませんので、自己責任での実施にはなります。
お住まいの地域で、「医療脱毛 おすすめ」など検索すればランキングや口コミも簡単に出てくるかと思いますし、知り合いに経験者がいれば直接感想を聞いてみるのも良いでしょう。
僕も髭に関しては医療脱毛(9回照射)を行いましたが、一部にちょろっと生えるのみで、たまに軽くシェーバーを当てるのみよくなりました。
髭剃りによる肌荒れがなくなったこと、剃った後のジョリジョリ感を気にしなくてよくなったことは、かなり満足感を得ています。
髭以外に関しては、たまに体毛用シェーバーで短めに整えるようにはしていますが、もし時間に余裕があれば全身脱毛にもチャレンジしてみようかと考えています。
⭕️眉毛・髪型を整える
医療従事者は基本的にマスクをつけている状態が多いです。そのため、周囲の人に与える印象が「顔の上半分」で大きく左右される気がします。
「マスク美人」という言葉もあるように、人の美醜は顔の下半分により決定されることが多いようです。エビデンスは知りませんが、ネット検索してみるとそういうことが書いてあります。
https://www.koji-honpo.co.jp/column/6831
マスクをしていると、かなり重要な顔の下半分が見えなくなるため、上半分さえ整えてしまえば、十分に好印象を与えることができます。そして上半分は、下半分に比べ、簡単に整えることが可能です。
上半分に含まれるパーツとしては「髪型・眉毛・目元・肌(おでこ)」です。
髪型・眉毛は美容院に定期的に通うことで解決できます。
目元は、目元のストレッチ体操を行うことでキリッとした感じを作ることができます。肌に関しては、皮膚科に行ってみるとベストなお薬を処方されます。
どれもそれ程、高額になることはないのではないでしょうか。
一方、下半分は「骨格・歯並び・肌」が挙げられます。骨格は生まれもってのものであり、劇的に変化させるならば、整形以外ではなかなか難しいところがあります。
歯並びに関しては、歯列矯正を行うことで解決可能ですが高額です。肌に関しては、脱毛も含め、前述の通り、皮膚科にまず行きましょう。
⭕️姿勢・体格を矯正するために筋トレや運動を行う
ありがちなアドバイスですが筋トレなどの運動習慣はかなり重要かと思います。
胸を張って、ゆっくり歩くことで、強者感を出せます。急変があり、急いでいるときはダッシュが必要ですが、それ以外の通常時は意識的にゆっくり歩くと、余裕があるように見えます。
また日々トレーニングを行うことで、謎の自信がつきます。「あの重さを持ち上げたから」「継続してトレーニングしているから」など、自分が乗り換えてきた壁を思い起こすことで、上司からの叱責にも動じなくなる気がします。
ヒョロヒョロあるいはポッチャリのどちらも、患者や周囲の仲間に好印象を与えることは稀な気がします。ポッチャリさん、かつ愛されキャラの立ち位置を得ている場合は、その限りではありませんが。
●結論
とりあえず、思いついた順に、身だしなみで僕が注意していることを列挙してみました。
全部をいきなり行うのは難しいかもしれませんが、長い人生において周囲に好印象を与えるための技術は必須かと思っています。
今後、医療業界を含め、どのように世の中が変化していくか予測不可能です。
自分が常に新しい環境に置かれても、周囲に協力を貰えるような雰囲気を醸し出せるように、今後もコツコツ努力していきたいです。
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