花を飾ろう

会社勤めをしていた頃、毎日が忙しすぎて、一人暮らしの家には、ただ着替えて、お風呂に入って眠るためだけに帰っていたような日々が続いていました。そんな私を心配してか？ よく母に言われていた言葉が、「最近、部屋に花を飾ってる？」でした。 「ちゃんと食べる？」でもなく、「休めてる？」でもなく、「花を飾っているか？」

当時は、その意味さえ理解できなくて、ひたすら働きづくめの日々。
忙しすぎて、ココロが折れかかっていることにも気づけなかったんですよね。。。

自分に余裕がなくなると、人に対しても厳しくなったり、愚痴が多くなったり、「できない・無理」を連発してしまう。
ココロにまったく、余白がなくなっていたんですよね。。。
きっと、その頃の私は、ギスギスして、眉間にシワを寄せて、いかつい顔つきだったんでしょう。　母は、花を飾って、ほっと優しい気持ちになりなさい。ココロに余白を持ちなさい。と言いたかったんだと思います。

そういえば、実家の玄関にはいつも花が飾ってあり、トイレや洗面所などにも、小さな植物がさりげなくおいてありました。知らず知らず、こうした植物から、癒しのパワーをもらっていたんですよね。。。

仕事がひと段落したら、近所のお花屋さんで、季節の花を一輪買ってきて、飾るようにしました。疲れて帰っても、部屋でその一輪の花が待っててくれていると、表情もゆるんだなぁ。

今は、季節に応じて植物だったり、お花だったり、母を真似して、家のあちこちに飾るようになりました。毎日忙しい主人が、ちょっとでもホっとしてくれてたらいいな・・・と。

毎年、お花屋さんに勤めている友人が、ヒヤシンスの球根をプレゼントしてくれます。毎年、上手く育てられるかな？とドキドキ。プレゼントしてくれた友人に咲いたら一番に報告するのが恒例行事となっています。

今回は3色の球根を送ってくれました。毎日様子を見たり、お水を替えたり。何もしゃべらないけれど、植物はしっかり生きています！
こうした生き物と向き合う時間って、案外、ココロがほっこりして癒されます。ぜひ、お試しください。

最近、お花を飾ってますかー？？

ぜひ、あなたのおうちにもお花を飾ってみてくださいね。