暮らしと家計を整えたら、赤ちゃんがやってきた話
ご無沙汰しております。
ゆるミニマリスト夫婦の妻です^^
前回の投稿から日があいてしまいましたが、それには訳がありまして。実は、この度おなかに新しい命を授かりました。そして同時につわり症状と仕事の両立でヘトヘトになってしまい、note更新できませんでした。
いまだ突然の貧血感などには見舞われているものの、この1,2週間でだいぶ体調が落ち着き、日常生活が送れるようになってきたので、久々の更新です。
特にこれといった妊活をしていたわけではないのですが、赤ちゃんがおなかに来てくれたタイミングは絶妙で、「私たちの準備ができるのを待ってたの?」と思うってしまうような、不思議な体験でした。
今日はそのことについて、記録を兼ねたnoteを書きたいと思います。
※この記事には、妊娠や流産に関するデリケートな内容が書かれています。あくまで一個人の考え・想像の範疇であり、それを押し付ける意図はありませんので、ご理解ください。
ミニマルな生活が整った2月下旬。「その時」は突然に
私たちは2021年1月から断捨離を始めました。
家の中の「吹き溜まり」のようになっていた靴や服などを一斉に処分したことでとても気分が晴れやかになり、今まで悩んでいたホコリ等によるアレルギー症状からも解放されました。
家計もだいぶ見直しました。
「使うだけ使って、月末の口座の残高だけ見てプラスになってたらOK」という大雑把な家計へのスタンスを改め、不要な固定費を削ったり、口座・カード連動型アプリを使った家計の「見える化」などをして、家計のミニマル化に取り組みました。
そして、これらのゆるミニマリスト活動がひと段落したのが2月下旬ぐらい。夫婦間でも「いや〜だいぶスッキリしたね!」「逆に今までの生活は何だったんだろうね!?」と開放感を感じていました。家計のミニマル化に成功したから、これからは余剰金で投資でも始めようか〜と話し合っていた頃です。
生理がかなり遅れていることに気づき、妊娠検査薬をやってみると、まさかの「陽性」!そして気分が落ち着く間もなく、やってきましたよ・・・
つわり!!!!!(死)
私の場合は、常に食べていないと気分が悪くなる「食べづわり」と、特定のにおいがダメになる「匂いづわり」でした。食べられるモノも、その時ごとにコロコロと変わっていくため、「1時間先の自分の体調がわからない」状態。まるで自分の身体が自分でないような不安感を覚えました。
常に分泌され続ける胃酸による気持ち悪さ、夕方以降特にひどくなる貧血感と不安感でどうしようもなくなり、仕事はかなり休んでしまいました。
家事は全て夫がやってくれた(今もほとんどやってもらっている)のですが、その対応が神がかっているので、今度記事にしようと思います。
家にいると暇すぎた。だから・・・
「あれ?この人3月ぐらいにnote始めたんじゃなかったっけ?」と、勘の良い方はお気づきかもしれません。そう、私がnoteを始めたきっかけは、つわりの合間の暇つぶしでした(笑)
つわりと言ってもかなり波があり、1日ずっとしんどい日もあれば、夕方以降だけしんどい日など、様々でした。しかし外出する勇気も体力もないため、結局家にいることに。暇なので、ここ数ヶ月での生活の変化をまとめて記録したくなり、その情報が誰かの役に立ったらいいなという気待ちになり、夫にも「やってみなよ!」と勧められたため、唐突にnoteを始めてみました。
このnoteにはそんな背景があったのです^^
でも実は、私の妊娠は初めてではありません。
昨年にも一度妊娠を経験していますが、妊娠初期(7週)で流産してしまいました。
私たちの準備が整うのを待ち、戻ってきてくれた命
流産は、それはそれはとても悲しい経験でした。夫婦で夜な夜な泣きましたが、「赤ちゃんはきっと、お空に忘れ物をしてしまったから取りに戻ったんだ」と思うようにし、気持ちを前向きにしていきました。
辛い経験であった一方で、流産は、私や夫の働き方・生き方を見直す良いきっかけになりました。またいつ赤ちゃんが来ても良いように、私は立ち仕事からデスクワークへ転職。夫婦2人の生活リズムを合わせた生活ができるように、整えていきました。
とはいえ、私たちはその後すぐの妊活を意識することはなく、「またいつか赤ちゃんが来てくれたら良いね^^」「2〜3年のうちにできたら良いね!」といった考えでした。
そしてそのまま2021年になり、ミニマリスト計画で暮らしが整ってきたタイミングで、また赤ちゃんがおなかに戻ってきてくれたのです。今おなかの中にる赤ちゃんは、その時お空に帰った赤ちゃんなのか分かりませんが、私たちはなんとなく「お空からずっとタイミングを見計らってて、今だ!と思って戻って来てくれたんだね^^」と話しています。
昨年妊娠したタイミングは、1回目の緊急事態宣言が発出され、世の中がコロナに翻弄され始めた頃。私も夫も仕事が休業になり、「今後がどうなるかわからない状態」でした。一律給付金などによる一時的な収入こそあれど、私の貯金は目減りしていく状態。貯金も今ほどはなく、生活も安定しているとは言えませんでした。
きっと、赤ちゃんは「もう少し、パパとママの準備が整ってから出直そう!」としたのかもしれません。家計も心配な上に、いらないもので溢れたお家は心もとなかったのでしょう(笑)とても現実的で頼もしい赤ちゃんです。
安定期突入。感じ始めた胎動。
そんなこんなでつわりに悩まされながらも、神がかった夫に支えられながら、無事に安定期に入りました。
妊娠前は「安定期=体調不良がなくてハッピーなマタニティライフ」をイメージしていましたが、実際は全くそんなことありません(笑)体調が悪くない時間が増えるだけで、不安定であることに変わりありません。先日も、直前まで元気だったのに、外出先で急な貧血感と吐き気に襲われて吐いてしまいました。夕方以降の貧血感もたまにあります。
それでも、おなかの赤ちゃんはすくすくと成長しているようで、ようやく胎動を感じるようになりました。妊娠初期は、「本当に私のおなかの中に赤ちゃんいるの?」と疑問でしたが、やっと実感が湧いてきました^^
ミニマリストなら、突然の妊娠・出産にも対応しやすい
気持ち的に落ち着いてきた今、思うことは「やっぱりゆるミニマリストでよかった」ということです。
赤ちゃんを迎えるだけの物理的・経済的余裕があるので、突然の変化にも対応しやすいのです。毎月の妊婦検診費用はばかになりませんし、出産費用も手出しで数十万かかるかもしれませんが、家計を見直しているおかげで不安はほぼありません。貯金ゼロでも自治体が支援してくれる制度があるそうですが、やはり余裕はあるに越したことないですからね。
何より、妊娠した時に金銭的な余裕がないと、パートナーと別れる理由になってしまったり、望まない中絶につながってしまうこともあります。人生何があるかわかりませんから、生活に「余白」を作っておくことを強くお勧めします。
さいごに
突然のご報告になってしまいましたが、今回の記事も誰かの役に立ってくれたら幸いです。私は仕事をほどほどにしつつ、赤ちゃんのことを大切に守りながら、生きていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。