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YouTubeで1000再生以下の名ボカロ曲

恐れ入ります。ゆるめのあじたまです。


初めに(早く曲を知りたい人は飛ばしてOK)

さてはて、皆様。ボカロ曲は聞いていますか?
ボカロ……と一言で言っても最近は多種多様なソフトがあり、VOCALOIDやらCeVIO AIやらSynthesizerVやらなんやら……とまぁ、ボカロという言葉は最早「合成音声ソングボイス」全般を指す言葉として定着しています。

「ボカロ」という言葉はヤマハさんが商標登録しているので、それ以外のソフトをボカロと称するのは些か問題があるんですが……。
それを言ったら各企業側が便宜的な呼び方を決めずにほったらかしてたのもアレなんですけど。

私はニコニコ動画に合成音声系の動画を投稿しておりまして。
まぁ別に、積極的に人に見せるような出来栄えでもないので今回は私の動画に関しては省きますが、そういった経緯があり、割と合成音声の類には詳しかったりします。

んで、ボカロ曲は今やYouTubeの方にも沢山投稿されているんですが……。
私の所感では、YouTubeのボカロ曲の再生数というのは酷く二分化されているなぁ……と。

これはYouTubeの使用上そうなりがちなんですよね。再生数が多い作品はその分YouTubeのAIが優遇して表示回数を増やす。
反面、初動で大きく数字が盛れなかったり、アカウント全体の再生数が少ないと、そもそもAIがおすすめとして表示してくれない。
YouTubeで動画が伸びる条件はAI次第だったりします。

対してニコニコ動画だと「ニコニ広告」という機能があり、ユーザーが応援したい動画に広告ポイントをぶん投げて、おすすめ動画として推薦したり、ちょつとサムネを派手にさせたりして、ユーザーで動画を後押しするということができます。

また、動画にタグを付けることができるのもニコニコ動画の特徴で、例えば「ボカロ」とタグ検索したらそのタグを付けた動画を検索でき、新しいコメント順やら人気順やら投稿日時順やらと、並び順をカスタムしつつ動画を検索できます。pixivみたいなもんと思っていただければ分かりやすいかな?

あと、ニコニコ動画はそもそもボカロユーザーや愛好家が多く、kiiteボカコレといったボカロ曲専用のサイト、アプリも存在します。
総じて「ボカロ曲が見られやすい環境」が積極的に整えられているため、極端にバズったボカロ曲以外は、ほぼ全てのボカロ曲においてニコニコ動画の方が伸びやすいです。

して、このYouTube動画の再生数二分化問題。ニコニコのようにユーザー単位の応援が難しいのならば、noteで好きなボカロをピックアップしていく他あるまいて。

そんなことをふと思った私はこうして筆を取っております。思いつきです。はい。悪しからず。

因みに、今回参照するのはあくまでYouTubeの再生数であり、ニコニコ動画に同時投稿された方の再生数に関しては問いません。YouTubeで1000再生以下、をピックアップ基準としています

では、紹介していきます。

日常について 田口十る様-知声

こちらの動画、VoiSonaというソフトの知声というキャラクター音声が用いられ、作曲者である田口十るさんとデュエットという形で作られております。

ギターの"キュッキュッ"というフィンガーノイズが効果的に用いられ、バックに流れるピアノも相まってノスタルジックな曲です。

ヒトナミ ざるぼうる様-小春六花

ポップロック系の曲調に、小春六花の可愛らしい音声が乗った作品。
こういった曲はニコニコ動画だと「ボカロック」というタグがついたりします。ボカロ曲の中でも音楽ジャンルごとにタグがあり、愛好家はこういったタグから好みの曲を探すわけですね。

Blueone 平川ひろみつ様-初音ミク

強くディストーションがかかったメタルなギターサウンドに乗せられ、中性的かつ"がなり"のある初音ミクが力強く歌います。
可愛い曲がバズる一方で、こういった力強い初音ミクというのも、やはり乙なものです。

BIT OVER いなが/処理落ちP様-初音ミク

アップテンポなEDMに、初音ミクの歌が軽快に綴られた作品。
フロアソングと言うのでしょうか、"溜め"が効果的に用いられ、聞いていて心地よくノれる曲です。


今回紹介するボカロ曲は以上です。

それでは、またの機会に。


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