日本一接客態度の悪いレストランに行きたがる訳
2023年7月にオープンした「日本一接客態度の悪いレストラン」をコンセプトにした「the LAZY HOUSE」をご存知ですか?
今、若い世代を中心に人気があるレストランです。
多くのYoutuberにも取り上げられています。
そこで、1つの疑問が湧き上がってきました。
なぜ、お金を払ってまで嫌な思いを
しないといけないのか。
みなさんは、なぜ今このコンセプトのレストランが人気だと思いますか?🤔
生きる上で何を求めているのか?
人間は「暇」というものが嫌いなのです。
あまりにも毎日が退屈だと耐えられず、「何かをしたい。」「何か刺激のあることを体験したい。」と思うものです。
(なんか面白いことないかなあ〜🙁)
現代社会では、大昔のように食べ物にありつけないということもないし、誰かに命を狙われて警戒しながら必死に生きる必要がありません。
(追いかけろ〜🌴🦣 🏹🏃💨)
生きていくだけのお金があり、余暇に使う時間があります。
そこが、問題なのかもしれません。
今までは必死に生きるために働いてきました。しかし、その現状から打破すると、何をしていいのか分からないし、自分が何をしたいかも分からない状態に陥ります。
(「やりたいことないしなあ〜」という声をよく聞くのは気のせいでしょうか👀)
哲学者パスカルはこのように言っています。
何をしてもいいけど、何をしたらいいか分からない欠落感に生きている時、人は「打ち込むこと」や「没頭する」ことを求めるのだと思います。
「何かしたい!」を満たす現代サービス
「何かに打ち込みたい」
「熱中したい」
「没頭したい」
こんな思いに応えるように、現代社会では今までになかったサービスがさまざま展開されているように思います。
3つ紹介します!
一つ目が、日本一接客態度の悪いレストランをコンセプトにした「#the LAZY HOUSE」
🏠愛知県名古屋市中川区好本町3-4
2つ目が、完全没入体験テーマパーク「#イマーシブ・フォート東京」
🏠東京都江東区青海1-3-15
3つ目が、店員が友達として接客することをコンセプトにした「#友達がやってるカフェ/バー」
🏠東京都渋谷区神宮前6-6-2原宿ベルピア304
このようなサービスを受けることによって、新しい価値観が生まれたり、非日常感を味わったりすることを求めているのではないでしょうか。興味を惹かれたり、好奇心を刺激されることによって、マイナスな負荷(嫌な接客をされることや高い金額を払うこと)を楽しめるのかと思います。
つまり、「暇」や「退屈」が一番の苦痛という事ですね。
いかに、何をしてもいい人生で何をしたいかを明確に見つける事が大切なのかもしれませんね。